2019年11月6日水曜日

10周年のご挨拶と冬季休業のお知らせ。


大変ご無沙汰の更新になってしまいました。このブログはなおざりになってしまって久しいですが、阿蘇ベースの運営自体は毎日毎日自分たちなりにはがんばってしっかりやっております。


表題にあります通り、阿蘇ベースも10周年というかオープンして丸10年経ちましたのでいくら蜘蛛の巣の張ったような当ブログでも、ここはひとつ日頃のご愛顧への感謝を込めてご挨拶しなくてはならないとの決意のもとキーボードをたたき始めました。


10年ともなると誰しもが良いことも悪いことも一通りはあったかと思いますが、私共でもこの10年、地震、水害、噴火などみなさんご存知の災害だけでなく、宿運営の舞台裏ではいろいろな危機、難局があり、冷や汗や脂汗、寝汗をかきつつ、なんとかこうして10年の節目を迎えることができました。

家族経営の小さな宿ですので誰か一人に病気やけがなど、何かあれば一気に運営が立ち行かなくなりますし、ここ数年でこんなにも変わるのかというくらい人手不足も肌で感じており、未だ盤石には程遠い、脆弱な事業ではありますが、自分達ができることをできるだけしていけばなんとかなるんじゃないか、と努めて楽観的に、必要以上の心配をせずに今後もぼちぼちがんばっていこうかと思っています。



阿蘇ベースの近況ですが、先月は思いがけずラグビーワールドカップが熊本にやってきた影響をモロに受けたようで、かなり忙しくさせていただきました。忙しいと売上は増えるのですが、それに比例して夫婦喧嘩の回数も増えるのでいいことばかりではありません。今年はまた阿蘇山の活動が結構活発で、断続的に火山灰を放出しており、風向きによっては窓を開けられない状況が長いこと続き大変でした。

本日11月6日の阿蘇ベース2階からの夕方の噴煙↓。


今年もやはり3月からは阿蘇ベースに張り付いて殆ど出歩けず、余裕を持って日々の仕事や生活を送るという理想の姿には10年目の今年もまだまだ遠かったですが、次の10年はもう少し余裕を持てるようにひとつずつ、ひとつずつ、不備や欠点を克服していきたいです。



これまでに阿蘇ベースに宿泊していただきましたゲストのみなさま方につきましては、大変ありがとうございました。今では何度もご利用いただいているリピータさんも数多くいらっしゃいまして、本当~~~に、”~”×3では全然足りないくらい感謝しております。

私共の接客スタイルとして基本的にあまりテンションが高い方ではなく、さらになるべく毎日の感情の振れ幅を少なくするよう極力意識していますので(そうしないと、どこかでヘタリます)、イマイチノリが悪いとかフレンドリーさが足りないんじゃないかと思われる方もいらっしゃるでしょうが、この宿はこういうもんなんだとあたたかい目で見てくだされば幸いですし、そもそもが夫婦喧嘩中である可能性も少なからずありますので慈しみの心を持ってご宿泊いただければ大変ありがたき幸せでございます。

10年後にまた自分がどんな気持ちになって阿蘇ベースと関わっているのかいるのか今のところ想像できませんが、兎に角、次の10年も阿蘇ベースが無事乗り越えられるよう自分たちができることはしっかり、きっちりやっていく所存です。

私達も借金を返済しながら生活をしていかなければならないのは当然として、うぬぼれて言うわけではないのですが、阿蘇駅近くには阿蘇ベース(のような宿)が、旅行者の為に必要だと思っていますので。



…因みに、ウチの犬、ネコ達はまだまだ元気にしてます。ただキキ(犬)は阿蘇ベースと同じ年齢ですので、徐々に動きものそのそとしてきました。犬は人間の5倍の速さで年を取りますから切ないですねえ。
なかなか撮れない4ショット↓。





そして冬季休業のお知らせです。

冬季休業期間
2020年 1月5日(日)~2月27日(木)

また一年しっかり働けるように心身ともにリフレッシュして、2月28日(金)から再開いたします。

また、12月10日から12月20日まで、館内メンテ、大掃除及びささやかな改修工事の為お休みさせていただきますのでこちらもどうぞご了承ください。



それではみなさま、今後とも阿蘇ベースをどうぞよろしくお願い致します!

2019年4月19日金曜日

噴火について。


4月16日の阿蘇山の噴火が全国的なニュースになったようなので、こちらにもチラホラ問い合わせが来ました。


今回の“噴火”時はこちらでは特に噴火に気づくこともなく、東京のどこかのマスコミの方から電話があり状況を聞かれたものですから、噴火があったことが分かりました。



上の写真は噴火時ではなく翌日の夕方です。煙多めです。


つい2日前に噴火警戒レベルが2に上がったところだったので、気象庁及び阿蘇火山防災会議協議会のみなさまは大変いい仕事をされたんじゃないかと思います(←エラソーに)。

本日も噴火があったようですが、今回の一連の噴火はいわゆる“ごく小規模な噴火”でして、阿蘇の街はいたって平常運転です。



今回あらためて噴火の定義をネットで調べてみたらこう書いてありました。
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噴火の規模については、大規模なものから小規模なものまで様々であるが、固形物が噴出場所から水平若しくは垂直距離概ね100~300m の範囲を超すものを噴火として記録する。
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今回の見るからにショボかった“噴火”でも“固形物”が垂直に100m以上飛んだんだと感心しましたが、“固形物”とはなんぞやというと、どうやら火山灰、岩塊等とされているようです。“灰”も入るんですね(←ダジャレではない)。




私思うのですが、この“噴火”という単語が実態を正確に表してなく、必要以上にニュースを見た人々をビビらすケースが阿蘇では多いんじゃないでしょうか。だって“火”噴いてないですからね。いえば“豆腐”みたいなもんです(腐ってないじゃん、っていう)。

やはりストロンボリ噴火ぐらいの噴火が“噴火”っていう感じがします。


気象庁の説明によると、
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被害をもたらさない程度の小規模な噴火現象については、防災上混乱をきたさないよう、「ごく小規模な噴火」等の表現を用います。
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とされていますが、そんなまどろっこしい言い方じゃなく、噴灰とか粉っぽい火山灰が噴出したということで、『噴粉』などと言ったらいいのにと勝手に考えています。

ニュース速報でアナウンサーが、

「先ほど○○時○○分ごろ、阿蘇山がフンコしました。」とか言ったら晩御飯を食べている方々が噴飯ものの聞き間違いをしてしまいそうですが、宿を予約した人が慌ててキャンセルをしたりすることも減るような気がするのですが(まあもちろんいいんですけどね、心配な方はキャンセルされて。)。

2019年4月15日月曜日

よいニュースとわるいニュース。

There is good news and bad news. Which one do you wanna hear first?

良いニュースと悪いニュースを同時に保持しているケースが日本人よりアメリカ人の方が圧倒的に多いのだ、と個人的に断定してしまった程、よおく聞いたフレーズです(以前の職場で一時期米国に出向させてもらっていました)。

私はショートケーキを食べるなら苺を一番最後に食べるタイプですので、いつも悪いニュースを先にしてくださいと言っていました。


もうご存知の方も多いでしょうが、阿蘇観光に関して良いニュースと悪いニュースがあって大事なことなのでコレ書いています。

苺を一番先に食べる方のために、よいニュースから行きます。

熊本阿蘇を結ぶ豊肥本線の熊本地震による不通区間が2020年度内に復旧され、運転再開される見通し。とのこと。

復旧がいつになるか全然情報がない状況だったので、国道57号線の開通と同じくらいで復旧するとは結構なサプライズ。思いがけずうれしいニュースでした。

で、悪いニュースを。
噴火警戒レベルが昨日4月14日より、また2に上がりました。火口見学からの高岳登山はまたしばらくおあずけです。令和のスタートはレベル2からでしょうか。これはまあ仕方ありませんね。



2019年4月8日月曜日

清掃パートさん募集。


阿蘇ベースでは館内の清掃を手伝っていただけるパートさん、アルバイトの方を募集をしております。




毎日 10:30~13:00 の2時間30分 週に4、5日程度希望

時給は850円から。

年齢経験不問ですが、2段ベッドの上段に上ることができる方。午前中からお昼過ぎにかけて少し空いた時間があり、その時間でちょっとお小遣い稼ぎしたい方。

まずはメールかお電話でご連絡ください。

ASO BASE BACKPACKERS

asobase@aso-backpackers.com
0967-34-0408 / 080-6950-3051


ご応募お待ちしております。

2019年3月30日土曜日

噴火警戒レベル引き下げられました。

昨日3月29日、阿蘇山の噴火警戒レベル2がレベル1に下げられ、の火口周辺半径1KM規制が解除されました。


噴火警戒レベルが2に引き上げられたのが3月12日ですので2週間ちょっとで引き下げられたことになり、阿蘇ベースオープン以来何度もレベル1、2(時には3まで)を行ったり来たりしましたが、これだけ早く引き下げられたことはちょっと記憶にないので驚いています。でもありがたいです。

2つ前のブログで書いてましたが、今読んでよく考えてみると、平成の終わりと今年のゴールデンウィークスタートはほぼほぼイコールなのでかなり頓珍漢なこと書いてました。とにかく平成中にレベル1に戻ってくれてよかったです。まあ火山活動はまたしばらくしたら活発化するのは分かりきったことですので、火口見学ができる機会を当然と思わず、ありがたく享受させていただきましょう。そうしましょう。

2019年3月21日木曜日

炎上。


湯布院のユースホステルさんのツイッターが炎上したというネットニュースを読みました。

湯布院と阿蘇は、いわば近隣の主要な観光地ですし、ユースさんと阿蘇ベースは客層も似通っているので阿蘇ベースの前泊や翌泊が湯布院ユースさんだというゲストさんはちょくちょくいらっしゃいます。
オーナーさんとは何度か直接お会いしていろいろお話を伺ったこともあります。宿業の大先輩であり、しっかりとした運営と私共では到底まねのできないサービス精神にあふれた接客スタイルで大変リスペクトしている方です。
その政治家でもタレントでもない彼が、ヤフーニュースでも結構なコメント数になってしまった全国的な大炎上を起こしてしまいました。


例えばパンサーの尾形さんがダウンタウンの松本さんに向かって『松本さんには知ってほしい。あなたには特大のお笑いの才能が備わっているという事を!』と言ったらおかしなことになるように、確かに彼の発言は立ち位置と角度において若干不適切であることは否めませんし、そこにジェンダー問題も絡んでくるので不快に感じる方がいることは理解できます。でもまあ軽口というか、ちょっとした冗談としてうっかり書いてしまいそうなことではあります。

彼にはこう言ってあげようと思ってます。


まずは去勢してお詫びすべし。

そして由布岳への千日回峰行を直ちにスタートすべし。

満行した暁には、多大な苦痛と損害、耐え難い苦しみと悲しみを受けられたであろう可燃性サエズリストの皆様方も元来の慈悲深き心できっと許して下さるだろう。と。


今日も広大なSNSの荒野のどこかで、きっと失言が生まれているはず。さあ見つけましょう、どんなささいな失言でも。失言もしくじった冗談も無い、とびきり豊かでピースフルな日本の実現もそう遠くないでしょう。

2019年3月13日水曜日

噴火警戒レベル引き上げられました。

残念なお知らせですが、阿蘇山の噴火警戒レベルが昨日(3月12日)、およそ2年ぶりにレベル1から2に引き上げられました。よって、中岳火口の周辺おそよ1㎞が立ち入り規制されます。

最近体に感じる程の震源阿蘇の地震も何回かありましたし、そろそろまたレベル上がるかもなー、と心配していましたが上がってしまいました。

まあ阿蘇ベースを初めて10年近くになりますし、今まで何度も経験したことなので以前ほど気落ちすることもなくまあしゃーないな、という感じではあります。

今までの経験から、いちどレベルが上がるとしばらくは下がらない傾向がありますので平成が終わるときまでに引き下げられることはなさそうな気がしますが、またゴールデンウィークに間に合わせてレベル1に戻ってくれるんじゃないか、などと希望的な予想をしています。

とにかく大きな噴火や厄介な降灰の被害なく速やかに治まってほしいところです。

火口見学はしばらくできませんが、その他にも見どころ、歩きどころはありますので、そこのところどうぞよろしくお願いいたします。