2019年3月30日土曜日

噴火警戒レベル引き下げられました。

昨日3月29日、阿蘇山の噴火警戒レベル2がレベル1に下げられ、の火口周辺半径1KM規制が解除されました。


噴火警戒レベルが2に引き上げられたのが3月12日ですので2週間ちょっとで引き下げられたことになり、阿蘇ベースオープン以来何度もレベル1、2(時には3まで)を行ったり来たりしましたが、これだけ早く引き下げられたことはちょっと記憶にないので驚いています。でもありがたいです。

2つ前のブログで書いてましたが、今読んでよく考えてみると、平成の終わりと今年のゴールデンウィークスタートはほぼほぼイコールなのでかなり頓珍漢なこと書いてました。とにかく平成中にレベル1に戻ってくれてよかったです。まあ火山活動はまたしばらくしたら活発化するのは分かりきったことですので、火口見学ができる機会を当然と思わず、ありがたく享受させていただきましょう。そうしましょう。

2019年3月21日木曜日

炎上。


湯布院のユースホステルさんのツイッターが炎上したというネットニュースを読みました。

湯布院と阿蘇は、いわば近隣の主要な観光地ですし、ユースさんと阿蘇ベースは客層も似通っているので阿蘇ベースの前泊や翌泊が湯布院ユースさんだというゲストさんはちょくちょくいらっしゃいます。
オーナーさんとは何度か直接お会いしていろいろお話を伺ったこともあります。宿業の大先輩であり、しっかりとした運営と私共では到底まねのできないサービス精神にあふれた接客スタイルで大変リスペクトしている方です。
その政治家でもタレントでもない彼が、ヤフーニュースでも結構なコメント数になってしまった全国的な大炎上を起こしてしまいました。


例えばパンサーの尾形さんがダウンタウンの松本さんに向かって『松本さんには知ってほしい。あなたには特大のお笑いの才能が備わっているという事を!』と言ったらおかしなことになるように、確かに彼の発言は立ち位置と角度において若干不適切であることは否めませんし、そこにジェンダー問題も絡んでくるので不快に感じる方がいることは理解できます。でもまあ軽口というか、ちょっとした冗談としてうっかり書いてしまいそうなことではあります。

彼にはこう言ってあげようと思ってます。


まずは去勢してお詫びすべし。

そして由布岳への千日回峰行を直ちにスタートすべし。

満行した暁には、多大な苦痛と損害、耐え難い苦しみと悲しみを受けられたであろう可燃性サエズリストの皆様方も元来の慈悲深き心できっと許して下さるだろう。と。


今日も広大なSNSの荒野のどこかで、きっと失言が生まれているはず。さあ見つけましょう、どんなささいな失言でも。失言もしくじった冗談も無い、とびきり豊かでピースフルな日本の実現もそう遠くないでしょう。

2019年3月13日水曜日

噴火警戒レベル引き上げられました。

残念なお知らせですが、阿蘇山の噴火警戒レベルが昨日(3月12日)、およそ2年ぶりにレベル1から2に引き上げられました。よって、中岳火口の周辺おそよ1㎞が立ち入り規制されます。

最近体に感じる程の震源阿蘇の地震も何回かありましたし、そろそろまたレベル上がるかもなー、と心配していましたが上がってしまいました。

まあ阿蘇ベースを初めて10年近くになりますし、今まで何度も経験したことなので以前ほど気落ちすることもなくまあしゃーないな、という感じではあります。

今までの経験から、いちどレベルが上がるとしばらくは下がらない傾向がありますので平成が終わるときまでに引き下げられることはなさそうな気がしますが、またゴールデンウィークに間に合わせてレベル1に戻ってくれるんじゃないか、などと希望的な予想をしています。

とにかく大きな噴火や厄介な降灰の被害なく速やかに治まってほしいところです。

火口見学はしばらくできませんが、その他にも見どころ、歩きどころはありますので、そこのところどうぞよろしくお願いいたします。

2019年3月7日木曜日

ASOエクスプレス

阿蘇の観光業に携わるものとして大変に喜ばしいことなのでちょっと書いておきます。




4月1日から、福岡⇔阿蘇直通の高速バスが運行を始めます。
その名も“ASOエクスプレス”。九州の長距離バスの名称では、ひのくに号、やまびこ号、たかちほ号、あまくさ号、りんどう号、なんぷう号、さらにフェニックス号などとなっているところでの“ASOエクスプレス”。

サッカーJリーグのクラブ名称で言うところの『松本山雅』のような、若干腑に落ちない感じもしますが、スペシャル感があると言えばあります。

私などは、絶対に候補には挙がったであろう“ひのやま号”なんかがシンプルでいいんじゃないかと思ったのですが、ひのくに号との“ひの”被りが多少紛らわしいことが落選の原因じゃないかと勝手に想像してます。

利用者が少なければ廃止されてしまうんじゃないかという危うさも、そのスペシャルな名称からそこはかとなく感じられる気がしますので(気のせいでしょう)、ぜひ多くの方に利用していただきたいと思います。


とにかく福岡からの直通高速バスを阿蘇まで引っ張ってくるために私達の知らないところで尽力された方々に、この場を借りてお礼を言いたいです。ありがとうございました。