2011年12月31日土曜日

よいお年を!

師走らしく、気分的に少々バタバタしている間にあっという間に大みそかになってしまいました。

クリスマスを特別扱いしない私も、大みそかから正月にかけては若干テンションが上がります。ヒョードルがKOするだろうとか、他の国ではアリスターはどうなるやらとか主に偏った方向へ、ですが。テレビ放送が無いのが残念です。


いろいろと大変なこともあった今年も今日まで。多くの方々にとっては生きていくだけでも簡単ではなく、なかなか“のほほん”と暮らしていくのは許されない時代ですが、みなさまにとって来年はもうすこし穏やかな年であってほしいものです。






今晩は雪の予報。元旦の朝は外が白くなってるかな。みなさまよいお年を!

2011年12月25日日曜日

ホワイトクリスマスになりました。

阿蘇の神様のこころにくい演出でしょうか、阿蘇ベースの建つ平野部での今年初めての積雪はクリスマスの日になりました。




私はどちらかというと日本人にクリスマスなどカンケ―ないと思っている人間ですので、クリスマスが近づくといつも妻に「日本に来てからクリスマスがつまんなくなった。」などと言われてしまいます。


私がクリスマスをさほど特別扱いしないことには理由があり、日本ではなぜかクリスマスは恋人同士で過ごすものだ、という間違った空気が蔓延しているためで、『クリスマスぅ?ケッ。といわゆるセイシュン時代にはずっと思っていました。

『ケッ。』と思ってしまっていたことには理由があり、まあそんなことはとりあえずほっといてください。


今年『ケッ。』と思っている皆さんに幸あれ。

2011年12月21日水曜日

パンケーキのような国から。

このうすら寒い12月後半、ゲストさんの数的にもうすら寒い阿蘇ベースに3泊の予定のところ、大変ありがたくも6泊もしてくれたデンマークのChrisさん。

山を見るとすこしテンションが上がるらしく、山歩きなどしていているとつい、『smiling like an idiot.』となってしまうと言ってました。到着日の次の日には張り切って山登りに行き、次は阿蘇ベース穴場情報より、そこにもあそこに行きたいと言っていた彼ですが、その後好天に恵まれつつ再び山に行くことはありませんでした。急に歩き過ぎたのか、少し間接を痛めてしまったようです。

それでも最後出発の日の朝など、山に登って帰ってきてから大阪に電車で行く、と再び張り切っていたのですが、うだうだと話をしているうちに登山バスがひとつ行きふたつ行き、結局午後の電車の時間までパソコンしておりました。



初日と2日目の山登り、日帰り黒川温泉の他には殆ど外出もされず、毎日毎日ダラダ…、もとい、のんびりと時間に余裕を持ったフレキシブルな過ごし方をされていて大変羨ましく思ったのでした。




そんな彼に聞いて少し驚いたデンマークの豆知識。全国土の高低差がたったの170mしかないとのこと。デンマークは『as flat as a pancake.』だ、と言ってました。だから山を見るとテンションが上がってしまうんですね。

2011年12月16日金曜日

休刊。

その昔バックパッカーとしてブイブイいわしていた(←死語だし、ブイブイいわしてもいないし。)者としては思い出深い雑誌。



オープン前にはバックナンバーからずらりと阿蘇ベースの本棚に置きたいな、と真剣に検討していた時期もありましたが、その願いは結局実現出来ていません。

そして今号で休刊だそうです。今までずーっと買ってないけど最後なので買いました。蔵前仁一編集長のブログを見てみると休館特需になっているとのこと。私と同じように休刊を惜しみつつ、最後だからと購入する人がいっぱいいるようですね。

旅行人はこの1冊しかありませんが、阿蘇ベースの本棚に置いておきます。

2011年12月10日土曜日

City where dog poo turns to gold

BBCのウェブ記事で『City where dog poo turns to gold』“犬のフンが金に変わる街”という見出しが目に留まり、興味をひかれ読んでみました↓。

http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-16085792

ものすごく簡単に要約すると、道に落ちている犬の糞をある役所に持って行くと金塊が当たる宝くじに交換してくれる。ある50代の女性など日本円にして約17万円の価値の金塊が当たった。この制度は今は終了したが、大好評で一度期間延長までした、とのこと。



台湾の話でした。今年初め頃台湾を旅行したときにキッチリその自然派有機地雷を一本踏みつけてきた私は(このときのブログはコチラ)、「ウーム、わかるなぁ。」と妙に深く納得したのでした。




ちなみに、その制度が終了した今でも犬のフンをきちんと始末する精神は依然として受け継がれている、、のかいないのかは不明。

2011年12月9日金曜日

ホットケーキ。


頂上付近が雪で白くなっていた本日の高岳。昨年と比べるとずいぶんと暖いと感じていましたが、ようやく本格的な寒さがやってきた師走の阿蘇です。




先日食料品の買い物をしていると、ホットケーキミックスがふと目に入り、とろけたバターが艶めかしいパッケージ写真に、「あ、久しぶりにホットケーキ食べたい。」と衝動的に買ってしまいました。


ほんとに前回ホットケーキを食べたことなどいつ以来かわかりません。以前働いていた時、出張中にホテルのバイキング形式の朝食で少し食べたような、食べなかったような…。とにかくあんなに簡単にできるのに、ここ10数年はホットケーキを作ったことなどまず無いと思います。

で、本日掃除後の昼食に、「ひっさしぶりだなあ~、ホットケーキ♡。」などと年甲斐もなくハートマークが付くほどワクワクしながら作ったのでした。

食べてみると、「ああ、久しぶりに食べるとやっぱりウマイなあ。」と、まあ普通に満足したわけです。

うん、ウマイウマイ、ともぐもぐ食べていて、3枚目に差し掛かったころ、突然「あ、飽きた。」と、もうこれは自分でもびっくりするぐらい急にホットケーキに飽きてしまいました。あれほど衝動的に食べたかったホットケーキがこれほどまでに突然飽きたことに軽い衝撃を覚えました。





それがどーした、といわれたら「あ、いや、別に…。」ともごもご口籠ってしまうような話ですが。

2011年12月7日水曜日

別荘

見る人が見れば「猫のトイレがナゼこんなところに?」と思うかもしれませんが、これはれっきとしたはくちゃんの別荘です(最近夜は家の中で寝てます)。元トイレでも寝心地は最高、猫界ではヒルトンクラスじゃないかと思います。厳しい阿蘇の冬に備え床暖房まで入ってます。


もしも私に息子がいるのなら、“わんぱくでもいい、逞しく育ってくれ。”という感じで厳しく育てようと思いますが、女子で猫のはくちゃんに関しては、“わがままでもいい、とにかく丈夫に育ってくれ。”と、甘やかしも辞さずのスタンスで接しています。

ある早朝はくちゃん別荘に近づくと、中から育ちの悪いホワッツマイケルのようなトラねこが、ササっと逃げて行きました。実はこいつは顔見知りで開業当時から阿蘇ベースのゴミ袋を隙あらばと荒らしまくっていたノラ(多分)です。はくちゃんの別荘で寝やがったとは全くふてえ野郎です。

同じ猫とは思えないほどはくちゃんとはかわいらしさに差があり、冷静に考えるとすこし気の毒なほどです。

このマイケル(仮)も初めにウチのゴミを狙うのではなく、ニャアニャアすりすりと愛嬌いっぱいに近づいてきていたら今頃ウチの中で猫まっしぐらなごちそう(でも通常カリカリ)など食べてたかもしれないのに、完全に戦略を間違えました。


やはりはくちゃんはかわいいだけでなく、先見の明がある戦略家です。

年賀状などに子供の写真をでかでかとのせたがるような神経を少し理解できるようになってきたのははくちゃんのおかげでしょうか。ちょくちょくこのブログに載せてるし(笑)。

2011年12月2日金曜日

昭和の香り。

オーストラリアのPaulさん。以前Perthでバックパッカーズを経営していたそうで、当時の苦労話をいろいろ話してくれました。土地柄なのかそうでないのか、比較的ワイルドなゲストさんが多かったらしく、

私「沢山飲む人多かったんでしょ?」
Paulさん「飲むのは全然構わない。でも物を壊す必要がどこにある?」(意訳)


そ、そりゃあ大変でしたね(苦笑)…。


奥さんが日本人とのことで、いまは日本に住んでいるそうですが、ところどころ日本語が混じるあやしい英語を使われます。

 「I'm a little bit つかれた. So, I am not going to やま today.」

とかこんな感じです。


延長延長で3泊してくれましたが、帰り際の彼のひとことふたこと…、

「So, it's time to say バイバイキン.」

そして私の奥さんが受付にいなかった為、

「 Please give my regards to your にょうぼう.」

バイバイキン…、そしてにょ、女房…。


女房と言う単語に昭和の香りを感じました。またいつかお会いしましょう。