2014年11月27日木曜日

折角なので杵島岳へ。

昨日は噴火を下から見ていて折角ですのでもう少し近くで見たいな、と思ったのですが、掃除が終わったくらいの時間帯は丁度曇っていて山へ行くのをやめておきました。報道によると噴石の飛散を確認したのは19年ぶりとのことで、今回を見逃すとまた次はいつになるか分かりません。本日は快晴だったので掃除後に杵島岳に登ってきました。





昨日の禍々しいと言えなくもない黒い煙が次から次へとに立ち昇っていた荒々しい状態に比べると、本日の午後は若干落ち着いてしまっていて噴煙もほとんど白色でしたが、やはり大変元気よくは出ていました。風が止まった時など、イメージ的には大豪院邪鬼の登場シーンを彷彿させるような火口からの音も聞こえました。






3、40分くらい眺めていました。この絶景、ただ今19年ぶりの特別期間中です…。

2014年11月26日水曜日

阿蘇噴火してます。

噴火なんだか常時出ている噴煙なんだかよくわからない“小規模噴火”と言われている噴火は阿蘇ベースが開業してからも何度かあり、今年8月30日の噴火警戒レベルの引き上げからも何度か小規模な噴火がありました。しかし、今日のは山のふもとの阿蘇ベースから見ていても、もう“小規模”とは言わせないぞ、という迫力に満ちていて興奮しました。




噴火の瞬間。









続々と噴煙が出てきます。




阿蘇ベースの2階からです↓。噴火の様子がよく見えますよ。




夕日に染まる噴煙…。2009年に阿蘇に引っ越してきて初めてお目にかかる、荒ぶる阿蘇やまの姿にしばし見入ってしまいました。

今のところ噴火警戒レベルは火口周辺1Km立入禁止のレベル2のままですね。この状況の阿蘇は滅多に見れるもんじゃないと思います。阿蘇に来るのは今でしょ。逆に。

2014年11月25日火曜日

奇跡の湯…、なのか?


3連休でした。火口周辺規制が続いている11月下旬なのに、土曜日曜と連日は完全に満室となり、大変ありがたく思っております。これから年末まではローシーズンらしく若干落ち着いた感じになりそうな気配ですが、連休中は薪ストーブを焚かなくてもいいほど暖かだったですし、山登りはまだまだいけそうです。


連休中に韓国からいらっしゃった、ややご年配4人組ゲストさんの不思議な話。

そのグループのおひとり、耳がよく聞こえない、という状態が何年も続いていたそうです。そしておととい、こちらに来て阿蘇ベースから徒歩2分の温泉、夢の湯さんに入ったところ、なんとなんと、それまでよく聞こえなかった耳が聞こえるようになってしまったとのこと。

韓国にはチムジルバンという、以前は日本でもよく見かけた健康ランドのような施設がかなりたくさんありその方もちょくちょく行っていたそうですが、今回のように耳がきこえるようになった経験をしたことは今まで一度も無かったそうです。阿蘇はソウルに比べれば高度が高いし、旅行中なので気分も日常とは違うことなどが影響したとか、理由はなんだかよく分かりませんがとにかくそんなことが起きたのでみなさん興奮気味に、今度は一週間ぐらい、いわゆる湯治に来よーかなどと話しておられました。そのよく聞こえる状態が今後ずーっと続いてくれるのかは分かりませんけど、とにかく良かったです。

夢の湯さんの適応症(ホームページより抜粋)

1 適応症

 (1)一般的適応症
   神経痛  筋肉痛  関節痛  五十肩  運動麻痺  間接のこわばり  うちみ
   くじき  慢性消化器病  痔疾、冷え性  病後回復期  疲労回復  健康増進

 (2)この温泉固有の適応症
   動脈硬化症  きりきず  やけど  慢性皮膚炎

プラス 『難聴』、と言ってもいいかもしれません…。


阿蘇周辺には温泉がたくさんあって、湯治場としても有名な地獄温泉もありますし、温泉巡りしてもいいかもしれませんよ、とその方にはお伝えしたのですが、夢の湯さんでもそんな奇跡が起きましたので、湯治目的の阿蘇ベース宿泊もグッドアイディアです。たぶん。

2014年11月9日日曜日

薪ストーブシーズン開幕。

阿蘇ベースの“ウリ”を3つあげてください、と聞かれたら、3つめに『薪ストーブがあるのです(ドヤッ)。』と答えるでしょう。

というわけで、今年も薪ストーブの季節がやってまいりました。4日前今シーズン初めて焚いたとき、ある日本人のゲストさんに、『え、これ本物なんですか?』と驚かれて逆に驚いたのですが、もちろんモノホン(死語)ですよ。逆にニセモノだったらこのリアルさにみなさん驚くでしょう。




今晩はまだ室温が20℃あって半袖の方もチラホラいるので焚いてないですが、もうすぐ毎日焚くようになるでしょう。

薪ストーブを使っている家の方は、まず十中八九、『薪ストーブは暖まり方が灯油のストーブとは全っっ然違う!』などと力説して薪ストーブの良さを教えてくれたりします。『君もひとつどうだい。』などとおすすめされたりもするでしょう。
街に住む方はなかなか難しいでしょうが、田舎暮らしの方には私もついおススメしてしまいます。 暖まり方もなんか違いますし、ユラユラと揺れる炎を眺めながら飲むお酒もまたいいものですよ。今年も焚き係がんばります。

2014年11月6日木曜日

阿蘇ベース5周年。

早いもので、2009年にオープンした阿蘇ベース、無事に5周年を迎えることが出来ました。はっきり言って自信満々でオープンしたのですが、ここまで幾度か難しい時期もありました。今年も何かと水面下ではバタバタしてないこともないのです。それでも何とかやってこれたことは、裏方で何かと助けていただいてるみなさんと阿蘇ベースを選んでいただいたゲストのみなさんのおかげです。5年営業していると、中には繰り返し繰り返し来ていただける方もチラホラいらっしゃいます。スペシャルサンクスです!殊にありがとうございます、そして今後ともどうぞよろしくお願い致します!

今年などはアジアからのゲストさんが目立って増えてきまして、火口周辺立入規制が8月の終わりから続いている中、何とか今のところ昨年を越える数のゲストさんに来ていただいております。出た利益は阿蘇ベースがもっと良くなるようにじゃんじゃん使っていこうと思います。とりあえず、アレとソレは変えたいし、ってところがまだまだいろいろありますが、ジワジワやりますのでどうぞ気長にご期待ください!


ここでひとつ若干個人的なお知らせ。2週間程前に子猫が助けを求めていたので拾って飼うことにしました。


リンクスティップ(直訳すると山猫の先っちょ)、と言うらしい耳の先端の毛が山猫っぽくて大変ワイルドなのでスギちゃんにしようかとかいろいろ考えたんですが、ふるっ、とか言われるのもかわいそうなので結局“ぎん”にしました。

猫好きの方の『見せて』リクエスト、お待ちしてます。