2012年3月31日土曜日

太ってる?

「太ってますね。」

ピシャリ!、とミもフタもなく言い放ったのはたまに掃除を手伝ってくれるIさん(60代)。

半家猫になっているウチのはくのことです。








以前、会社の出張で行かせてもらったデ○ロイト(いちおう、伏せます)では人々の“標準”体型が森三中くらいだったと記憶しておりますし、個人的には「全然スリムですやん。」っていうひとまでダイエットダイエット言う風潮には大いに疑問を持っていますので、はくくらいで“太ってますね”と言われても、(そうかなぁ。確かにスリムとは言い難い気もするけど、やせているより少々ぽっちゃりのほうが愛嬌があるし、かわいいと思うんだけど…。)などとオヤバカ的にすこし不満に思ったのでした。

ただ確かに初めてウチに来た時の写真と比べてみると、だいぶ丸くなってしまったのは否定できません↓。




と、いうわけで中にはあのネコどうしてるかな~と気にしてくださる方もおられたかもしれませんので書きましたが、はくは相変わらず元気です。

毎晩(朝)午前3時頃ごそごそと布団にもぐりこんできてゴロン、となります。そして6時にはミャ~と朝ごはんリクエストがあり、たまに齧られたりします。おかげでいつも少し、寝不足気味です。

2012年3月25日日曜日

風邪と共に去りぬ

目が痒いしくしゃみは出る、いつもの花粉症かと思っていたところ喉が痛くなりだし頭がぼぉーとしてきて花粉症から風邪へと新幹線の加速のようにスムーズに移行していきました。
そんなとき「ちわーっ。」と突然現れたのが今まで何度かお越しいただいてる河童さんことおいかどいちろうさん

いちろうさんに風邪気味になってしまったことを話すと、「前に来たときも調子悪いって言ってなかったっけ?」とまるでいつも風邪をひいている虚弱くんのように言われたので大変心外でしたが確かそうだったような気もします。日本には“馬鹿は風邪をひかない”ということわざがあるんだ、とたまーに風邪をひくたびにあまり風邪をひかない妻(韓国人)には言い聞かせています。


突然の訪問でしたが「明日の晩演らせてくださいよ。」といわれたので「そうですか、明日もあんまりゲストさんが多くないのは残念ですけど、そんじゃあよろしくお願いします。」とかなんとか言ったのでした。

そして次の日の晩、河童劇場開演。
いつものように英語でのMCを交えつつ、パフォーマンスは進みます。




「...because I have no place to stay, I asked ASO BASE owner and he said "Yes, you can stay, but you have to dance."

どっ、と笑いが起きます。まあそうは言ってないんですが、まあそういうことです(ニヤリ)。



そして昨日は阿蘇の春の一大イベント、阿蘇神社の火振り神事でした。


昨年に引き続き、今年も火振りに併せてすぐ横の商店街でいちろうさんのパフォーマンスも行われました。事前に火噴きの許可は出ていなかったのですが、一応準備していったと思ったらやはり思い切り火を吹いておりました。その瞬間大きな歓声が上がり見物していた皆さん、子供たちも大喜びでした。



そして次の日の早朝、旅芸人らしく私が起きる前に風のように去って行ったのでした。私の風邪も8割方治りました。


いちろうさん、来月15日に阿蘇神社周辺で催される『旅する蚤の市。in 阿蘇』にも来場予定です。

その前後に阿蘇ベースでもいちろうさんのパフォーマンスが予定されてますので、この機会をお見逃しなきようみなさまふるってご宿泊いただければと思います(ニヤリ)。

2012年3月20日火曜日

阿蘇ネイチャーランドさん熱気球体験のお知らせ。

本日阿蘇ベースからよく見える往生岳やその周辺の野焼きが行われました。阿蘇ベースまで真っ黒い灰が舞ってきますので布団干しなどはNGです。これからしばらくの山肌は黒色、阿蘇山の春バージョンですので、夏の草原の緑色、秋のすすきの黄金色、もしくは冬の積雪時の白色しか見たことが無い方はこの時期の阿蘇も一度ご覧になって全色制覇を目指してみてはいかがでしょうか。




さて、いつもいろいろとお世話になっている阿蘇ネイチャーランドさんからのお知らせですが、4月より熱気球体験を毎月第一日曜日に定期開催されるそうです。早朝のキリッとした空気の中、ふんわりと地上を離れ、高いところから阿蘇を見渡してみるのも滅多に出来ない思い出に残る経験になるでしょう。



阿蘇ベース宿泊者様特別割引もありますので、巷では土曜の夜は阿蘇ベース泊、日曜の朝は熱気球体験とセットでお楽しみいただくのが月始めの休日として最も正しい過ごし方であると話題になっているようです。

阿蘇ベース内、もっというと私達夫婦間だけの話題である可能性も否定できませんが、とにかく月一定期熱気球体験始まりますので皆さまふるってご参加ください。

2012年3月18日日曜日

阿蘇ヒッチハイクのすすめ。

元気いっぱい、走る大学生牛田さん。



先日の夕方4時頃予約なしの飛び込みで阿蘇ベースにやってきました。なんと黒川温泉から走ってここまで来たそうです。スゴイ。そして空きベッドがあることを確認するとと「また来ます。」と言って阿蘇と大きく書いてあるヒッチハイク用ノートを持ってさっさと出ていってしまいました。それでも暗くなる前にちゃんと帰ってきました。阿蘇山往復ヒッチハイクは滞りなく成功したようです。

彼は今回の旅で始めてヒッチハイクをしたそうですが、もうすっかりコツをつかんだ様子で、ヒッチハイクのTIPを私達にすこし教えてくれました。やはり彼のような親しみやすい笑顔がポイントのようですね。なるほど。その昔ニュージーランドのどこかの街でヒッチハイクをしてみたとき全然車が停まってくれなかった理由はそれでしたか。まあこれでも出来る限りニコヤカさが出るよう努力してるんですけど努力では補いきれない何かがあるようです。



ところでこの彼が持っているのは最近作った阿蘇ベースオリジナル手ぬぐいです。どちらかというと外国人旅行者のために作ったのですが、彼も食いついてきたので値段を言ったら安いと言って1枚買ってくれました。今日見れなかった阿蘇山火口に、この阿蘇ベース手ぬぐいを使って明日もう一度行ってみるそうです。ご覧の通りこの手拭いは半分に折ると片面に“阿蘇山”その裏には“阿蘇駅”と書いてありヒッチハイクで阿蘇ベースから行って帰ってくることが出来るようになってます。

実は阿蘇ベースの前の道が火口に向かう北からのメインの道路となっており、阿蘇ベースの前を通る車の多くは阿蘇山を目的地としています。ですのでヒッチハイクをするには絶好の場所であり、実際今まで多くの、主に海外のゲストさんが比較的短時間でヒッチハイクに成功されています。



今後この手ぬぐいを持ってヒッチハイクをしている外国人をもし見かけたら十中八九阿蘇ベースのゲストさんなので、阿蘇ベース100%保証とはいきませんが、まずアヤしい人ではありません。もしパッと見て『親しみやすい笑顔だな。』と思ったら是非乗せてあげてください。

笑顔が親しみやすくなくても実はなかなか良い人だったりする場合もあることは私が証明している、と個人的には思ってますので見た目だけで判断せず、是非あたたかいこころで乗せてあげていただければと思います。

2012年3月15日木曜日

阿蘇自転車レンタル

突然ですが、阿蘇の道はやっぱり二輪でしょう。


以前ブログでも少し触れましたが、レンタルサイクルを始めます。スクーターレンタルももう少ししたら始めます。最近HPUP(ホームページにアップ)したのでよろしかったらご覧ください↓。



開業前からレンタサイクルは是非やろうと考えてはいたのですが、ズルズルとのびのびになってしまっておりまして、ゲストさんから「自転車借りられるとこないですか?」との質問がある度にいつかやろうと思ってました。屋根のある自転車置き場も出来ましたし、少ないですが自転車も注文してようやく準備が整ってきましたのでようやくやります。自転車は阿蘇らしくクロスバイクもご用意しました。自転車好きの方が所有してらっしゃるような、何十万円もするような自転車ではありませんが、入門用としては申し分のないしっかりしたクロスバイクです。


HPで走るルートも相談に乗りますなどと書いてますが、かくいう私はじつは自転車旅行の経験は全くなくて、まあフツーの安い自転車をもっぱら通勤、通学で使っていたくらいで、だだっ広い意味では元チャリダーと言えなくもないかもしれませんが(イヤ、言えないか。)、一般的には自転車については小学一年生みたいなもんです。


ルート相談等もちろん喜んで乗りますし、阿蘇の道もある程度車では走ってます。ただ今のところまだこの坂はこのぐらいキツイとか実感として持っておりません。なので今年は山歩きより自転車優先で、時間を見つけては1年ぐらいかけて阿蘇の道を隅々まで走ってみようかなと思ってます。ふぉーてぃーを前にしての自転車デビューです。


ただひとつ気になるのがスクーターも買ってしまうことです。ルート開拓などするときに、『漕がなくてもいいのよ。』というスクーターの甘い誘惑に勝てるかどうかは私の意志の強さにかかってます。

たぶん勝ったり負けたり4勝6敗くらいが私の意志力ではないかと自己分析しています。でもバイクはバイクで気持ちいいですから楽しみです。



というわけで、阿蘇ベースレンタルサイクル、レンタルスクーターもうすぐ始まります。

車両数が少ないので、乗りたい!という方は予約されることをお勧めします。もし反響が大きいようでしたら徐々に増やしていこうかなとは考えてますが、とりあえずはクロスバイク2台、ミニベロ2台(4月予定)、125ccスクーター1台(4月予定)でどんなもんか様子を伺わせていただきます。

今後阿蘇ベースに宿泊の予定のある方だけでなく、阿蘇に来られる予定のある方は阿蘇ベースでレンタルやってるということも頭に入れておいていただければ幸いです。

2012年3月11日日曜日

春の到来。

春はもうすぐ、モーレツに目が痒いです。花粉、来やがったな。



昨晩、阿蘇ベースからよく見える往生岳の山肌におおきな“火”の文字がくっきりと浮かび上がりました。
ご存じない方の為にちょっと説明すると、手前の山に、もうひとつの火の文字を焼き、ある場所からは“炎”の文字に見えます。



阿蘇に春の到来を告げるの火祭りの目玉、火文字焼きです。花火も打ち上げられます。昨年は直前に震災が起こり中止となりました。

これから毎年往生岳に火の文字が浮かび上がるのを見る度に春はもうすぐと感じるとともに震災のことを思い出すことになりそうです。黙祷。

2012年3月9日金曜日

貸出開始。

それにしても天候のすぐれない日が続きます。薪の乾く暇が無くてピンチです。
雨の日も個人的には好きですが、これだけ続くとさすがに太陽が恋しくなりますし、3泊もしてくださったゲストさんに好天の日が一日もなかったりすると私が面目ない気持ちになってしまいます。

また、阿蘇ベースより徒歩2分の天然温泉、夢の湯さんがボイラー故障とのことで雨でも楽しめる数少ない施設が休業を余儀なくされており、踏んだり蹴ったり、かと思いきやおとなりの家族湯のほうは通常料金の半額の500円で入浴可とのことで、逆にラッキーだと言えなくもありません。


そんな中、天気予報でようやく晴れマークが現れ出してきましたので、とりあえずこの一風変わった乗り物の貸し出しを始めようと思います。



バギークロスと言います。オモシロそーじゃないですか?

これを使えば阿蘇ベース周辺散策の範囲が徒歩に比べて格段に広がるでしょう。阿蘇ベースご宿泊のゲストさんは2時間まで無料でお使いいただけます。スーパーへの買い出しや夕飯外食時にもいかがでしょうか。2時間以降も8時間までは300円となっておりますので、お気軽に使っていただけたらと思います。阿蘇神社などは歩いていくにはすこし遠すぎますが、このバギークロスと少しの気合いさえあれば余裕のヨッちゃんでしょう(←ノスタルジーをどうぞ)。おしりの筋肉も使いそうなのでHPUP(エイチピーユーピー)も相当期待できます。HPUPとはヒップアップ効果の専門用語らしいですが、確認は取れておりません。

ふざけたことばかりほざいてますが、ちゃんとバギークロスの貸し出しはしておりますので安心してご利用ください。

2012年3月3日土曜日

衝撃の事実。

“下手な鉄砲適当に撃てばくまモンに当たる”、“犬も歩けばくまモンに睨まれる”という、くまモンアレルギーのある方は真剣に県外への引っ越しを考えざるを得ない状況の熊本ですが、先日普段は滅多に見ることが無い夕方の地方ニュースをたまたま見ていたら、例によってくまモンの話題をしていました。



「くまモンが○○××…。」

「やっぱりくまモンは、△△□□…。」


む??


…何か、違和感があります。


くまモンという単語がアナウンサーの口から発せられ3回目くらいか、ハッと気付きました。これは私にとって、今まで何の疑問もなく『これはこうだ!』と信じていたことがガラガラと音を立てて崩れさってしまうような結構衝撃の事実でした。


その事実とは…、

私が『くまモン』と思っていた
くまモンは、実はなんと『くまモン』だったのでした!



…なんのことか分かりませんよね。今説明します。

私、くまモンは“ごえもん”(石川五右衛門でもルパンの五ェ門でも、がんばれゴエモンでもなんでもいいですが)のイントネーションで“くまモン”と発音するものとばかり思っていたのですが、そのアナウンサー達は“ピグモン”のイントネーションで“くまモン”と言っているではないですか。

この違和感、ルパンが“ピグモン”のイントネーションで「五ェ門、頼んだぜ。」などと言っているのを想像してもらえば分かると思います。


正しい日本語を話すプロフェッショナルであるアナウンサーがそう発音しているのですからおそらく間違いないのでしょう。ショックです。もしも私の友達がピグモンのイントネーションでくまモンと言ってたら、「フッ、なんだよくまモンて…。あのね、くまモンじゃなくてくまモン!」と鼻で笑って実は間違っている発音を得意げに教えてやってたところでした。危ないところでした…。



「ところでピグモンって何?」などと若さをアピールしたい方は、とりあえず自分もいつかは年を取るんだということだけは心に留めておいてください。

2012年3月1日木曜日

3月の阿蘇。

3月に入りました。


暖かくなったり寒くなったり、雨が降ったり雪が降ったり、阿蘇山を白く化粧していた雪が溶けたと思ったらまた白くなったりしている最近の阿蘇です。

冬の阿蘇も大変美しいのですが観光に来られる方はやはり少なく、お陰さま(というか)で冬季休業をさせていただいてました。

3月に入ると徐々に来られる方が増えだします。3月の阿蘇のキーワードは“火”です。あちらこちらで野焼きが始まります。阿蘇ベース近くは3月4日だそうです。そして3月10日の阿蘇の大火文字焼き(火祭り)、3月24日阿蘇神社の火振り神事へと続きます。

昨年はさあこれから、という時期に震災が起こり日本中の関心はそれに集中しました。

今シーズンもどうなるかは分かりませんが、阿蘇を訪れるゲストさんに満足していただけるよう、今まで以上にがんばります。

その一環として看板立てました。阿蘇ベースを予約されているにもかかわらず、思ったより駅より近かったからなのか、通り過ぎてしまうゲストさんが今まで何人もいたのですが、さすがにもうそんな方はいなくなるはずです。いたとしたらその方はいつも道に何か落ちてないかが気になってしょうがない方だと思いますので、僭越ながらもっと前を向いて生きてほしいです。





その二環として(←とはいわない)、とりあえず小規模ながらレンタルサイクル、レンタルスクーター始めます。こちらは近日発表しますね。

雨の3月初日、多くの方が阿蘇を訪れてくれることを期待しつつ…。