2011年7月14日木曜日

マニア向け鍾乳洞。



以前ホステル仲間の染物と宿の中島屋さんから、熊本に観光地化がされてない洞窟があるんですが今度一緒に行きましょうか?とお誘いいただきました。

私はどちらかと言うと恥ずかしがり屋の為か、穴があったら入りたいとよく思う洞窟好きなので、散歩に行くかと聞かれてる犬のように、そりゃあもうゼヒぜひ行きましょう、とふたつ返事で言ったのでした。

そして昨日、中島さんと私、そして私のブログによく出るいつものYさんも誘い3人で行ってきました。なるほど、“知る人ぞ知る”場所だなあ、そして“知る人”はごく少数のマニア、までいかなくてもそれに近い人たちだろうなあ、という辺鄙な場所にありました。行ってみるまで知らなかったのですが、風神鍾乳洞と立派な名前も付いていました。

ムシムシと暑く湿度の高い森の中、洞窟の入口まで山道を下ると入口がありました。その入り口から寒い時に吐く白い息のような目に見える冷風がかなりの勢いで出ていました。涼しいっ!

中に入ります。今まで阿蘇で見つけた数ヶ所の洞窟とは比べ物にならないくらい奥が深い。しかし空気がどこからか入り、抜けているので、その阿蘇の洞窟たちとは違い空気が淀んでおらず、新鮮なので気持ちがいいです。

しばらく進むと水が流れている場所に出ました。枝道もところどころあり、先頭で案内役の中島さん、「あ、こっちじゃあなさそうですね。こっちかな。」などと頼りないことを言ったりします。深いところで膝上くらいになる洞窟内の小川をジャブジャブ進みます。川口浩探検隊の一員になったようで、楽しい。


その時だった!!!




小魚発見。

捕まえようとしたが逃げられました。


終点にある自然に作られたあるオブジェをみてYさん、興奮。

「これはまるっきり○○の○○じゃないですか!」と他の隠れスポットでも3、4回はおなじセリフを聞いた私にとってはおなじみのYさん発言。でも、ここのは今までのところより、納得。この洞窟が女人禁制(←中島さん曰く)の理由が理解出来ました。


帰路の休憩中3人のヘッドランプを消してみます。真っ暗闇。しばらくすると目が慣れ、、、ません。いくら待ってもなあんにも見えません。手を目の前数センチに持ってきても全く見えません。これがPitch darknessってやつか。なんでPitchなんやろ、などと考えつつ、漆黒の闇の中3人でスピリチュアルトーク(?)を繰り広げたのでした。


探検終了で洞窟から出ると外は雷雨。洞窟横の川で泥を洗い落としながら泳ごうと思ってたけどやや増水していたため、泳ぐのは断念。残念。

その後、通潤橋ちかくの有名なラーメン屋さん『おちか』で本日の締め。ウマい。探検隊気分を味わった楽しい一日でした。でもここの洞窟もゲストさんにおススメするところじゃあないかなぁ(案内する人がいないとちょっと不安)。


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