今回の“噴火”時はこちらでは特に噴火に気づくこともなく、東京のどこかのマスコミの方から電話があり状況を聞かれたものですから、噴火があったことが分かりました。
上の写真は噴火時ではなく翌日の夕方です。煙多めです。
つい2日前に噴火警戒レベルが2に上がったところだったので、気象庁及び阿蘇火山防災会議協議会のみなさまは大変いい仕事をされたんじゃないかと思います(←エラソーに)。
本日も噴火があったようですが、今回の一連の噴火はいわゆる“ごく小規模な噴火”でして、阿蘇の街はいたって平常運転です。
今回あらためて噴火の定義をネットで調べてみたらこう書いてありました。
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噴火の規模については、大規模なものから小規模なものまで様々であるが、固形物が噴出場所から水平若しくは垂直距離概ね100~300m の範囲を超すものを噴火として記録する。
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今回の見るからにショボかった“噴火”でも“固形物”が垂直に100m以上飛んだんだと感心しましたが、“固形物”とはなんぞやというと、どうやら火山灰、岩塊等とされているようです。“灰”も入るんですね(←ダジャレではない)。
私思うのですが、この“噴火”という単語が実態を正確に表してなく、必要以上にニュースを見た人々をビビらすケースが阿蘇では多いんじゃないでしょうか。だって“火”噴いてないですからね。いえば“豆腐”みたいなもんです(腐ってないじゃん、っていう)。
やはりストロンボリ噴火ぐらいの噴火が“噴火”っていう感じがします。
気象庁の説明によると、
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被害をもたらさない程度の小規模な噴火現象については、防災上混乱をきたさないよう、「ごく小規模な噴火」等の表現を用います。
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とされていますが、そんなまどろっこしい言い方じゃなく、噴灰とか粉っぽい火山灰が噴出したということで、『噴粉』などと言ったらいいのにと勝手に考えています。
ニュース速報でアナウンサーが、
「先ほど○○時○○分ごろ、阿蘇山がフンコしました。」とか言ったら晩御飯を食べている方々が噴飯ものの聞き間違いをしてしまいそうですが、宿を予約した人が慌ててキャンセルをしたりすることも減るような気がするのですが(まあもちろんいいんですけどね、心配な方はキャンセルされて。)。
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