2013年12月27日金曜日

ヘルパーMさん旅立ち。

1ヶ月半ほど阿蘇ベースをヘルパーとして支えてくれたMさんが先日旅立っていきました。

彼女は高校の教員をたしか8年間も勤めた元教師で、生徒指導部が似合う熱血漢(漢?)タイプに見受けられましたが、実際生徒指導部だったそうで妙に納得してしまいました。女子サッカー部の顧問もしていたそうですが、彼女なら、「ワタシはこれからお前たちを殴る。」という場面も想像しやすいです。未だに生徒からたまに電話がかかってくるらしく、厳しい中にも優しさのある、おそらく人気者先生だったんじゃないかと思います。


旅立ちの時、思いがけずウルルン滞在記のような展開になりびっくりしましたが、スクールウォーズの副題も〜泣き虫先生の7年戦争〜になっていることですし、多分彼女は卒業式などでもうるうるしていたんじゃないかと勝手に想像してしまいました。


見送るほうとしては寂しい気持ちになりますが、来年は長いこと温めていた欧州滞在計画を実行に移すようですし、まだまだこれからが彼女の旅の本番だろうと思います。英語はすでになかなか上手な彼女ですが、阿蘇ベース滞在中もフランス語とイタリア語を並行して一生懸命勉強していたがんばり屋さんでもありました。

旅の途中で阿蘇ベースを選んでくれてどうもありがとう。私達は特に何もしてませんが、ここで少しでもよい思い出を作ってくれたのなら幸いです。Keep on travelin' !




というわけで、阿蘇ベースでは冬季休業明けの来年の2月後半からのヘルパーさんは休業中も常時募集しています。興味のある方はちょっとした質問でもいいのでどうぞお気軽にご連絡ください。
やってみたいという方は下記項目記載の上まずメールで(asobase@aso-backpackers.com)ご応募ください。お待ちしてまーす。

1.お名前
2.希望期間
3.年齢
4.電話番号
5.志望動機・自己紹介



お知らせ。

本日12月27日、阿蘇中岳の噴火警戒レベルが「平常」の1から、「火口周辺規制」の2に引き上げられました。えーまたぁ?と思いましたがこればっかりは仕方ありません。火口から半径1kmは立ち入り禁止なので、残念ながら火口内部が見下ろせる場所には入れませんが、雪景色の阿蘇の美しさはそれでも堪能できます。前回は9月後半から始まり、2週間とちょっとでレベル1に戻りましたが今回は一体どうなるでしょうか…。


とにかくみなさまよいお年を。

2013年12月20日金曜日

冬はとにかく温泉です。


細々~~と、ゲストさんに来ていただいていた12月の阿蘇ベースでしたが、ここにきてついに力尽きましたので、現在ヘルパーさんとしてばりばり手伝ってもらっている元高校教師生徒指導部Mさんを引き連れて温泉に行ってきてしまいました。雪景色露天となり贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

とある女性風呂↓(私が撮ったんじゃありませんので悪しからず)。




というわけで、阿蘇に移り住んで良かったことはたくさんあるのですが、寒くなると特にしみじみよかったなあと思うことは温泉がたくさんあることです。阿蘇ベースから徒歩2分で夢の湯さんという素敵な温泉もありますが、車でちょっと足を伸ばせば他にもバラエティに富んだたくさんの温泉があります。

阿蘇の広いエリアにまたがる120もの温泉施設が参画して毎年開催されている湯ごもりキャンペーンという大変お得なキャンペーンもやっていますし、阿蘇の冬の楽しみ方の筆頭に挙げられるのは温泉巡りでしょう。私達もこのキャンペーンのチケットを毎年購入してますが、1500円で5枚、つまりいち温泉施設300円で温泉のハシゴが出来ます。



『う゛~寒ぅ~。寒いからちょっと温泉でも行くか。』

などという考えは以前私が住んだことのあるどこの場所でもありえません。温泉が身近にあるってスバラシイです。


奥さんにも、「こう、ちょっと車で走ったらいろんな温泉に入れるなんてどー思う?これはもうホントアナタ、とても幸せなことだからこの幸せにとにかく感謝しなさいよ。」と、アゴをわしっと掴んで無理矢理上下に動かすかのように阿蘇に住むシアワセを噛みしめさせていますので若干ウザがられている気配も感じますが、とにかく冬の阿蘇は温泉です。



ところでヘルパーMさんは当初の予定より2週間程延長してくれて、1ヶ月半以上手伝っていただきましたが、25日には帰省されます。そのあたりからは結構予約が入っておりますので、誰かこの年末年始にヘルパーしてくれる奇特な方はいないかなーと探してます。

遠い目をしながら「俺、2014年の正月は働いてたよ…。」などと将来気のある女性に呟けば、(他の人がお酒飲んでテレビ見て過ごすお正月まで働いてたなんて素敵♡)ということになりかねませんので、我こそはという方は是非ご連絡ください。

2013年12月7日土曜日

はく別荘2013。

今年も残すところあと1ヶ月を切りました、…という12月はじめのお決まり煽り文句で煽られて焦り気味の今日この頃ですが、阿蘇ベースでは12月らしく細々~とゲストさんに来ていただいております。

今年の内にアレとアレはせめてやっておかなきゃ、と考えているアレのひとつがこのはく(猫)別荘の屋根補修です。壊れた傘を利用して作ったリサイクル屋根なので早速穴があいてしまいました。屋根はとてもショボいですが、床暖房付きです。普段は私達の部屋の布団の上に乗ってきて寝るのに床暖房に電源を入れた日は去年と同じく帰ってきませんでした。はく情なやつですが可愛いので許します。



実はこのはく別荘は毎年毎年こっちのほうがいいんじゃないかと場所を変えておりまして今年は受付のすぐ横の窓の外に移動しました。床暖房の為に家の横に電源まで増設してしまいました。人間の子供は甘やかし過ぎない方がいいだろうと思いますし、キキ(ウチの犬)にはもう少し厳しくしたりしますが、猫なので甘やかしてもいいでしょう。窓を開けて手を伸ばせばすぐモフモフできる日々は快適です。




小中学校などでも教室の窓の外に猫の家を作ってエサでも置いておくのはどうでしょう。家なしノラ猫にとっては食住助かるし、子供達にとっては退屈な授業でも窓の外に猫が見えるなら退屈しないで済むし、尾崎豊も窓ガラスを割らないだろうし、いいことずくめかと思いますので是非どこかの学校で採用してほしいものです