仙酔峡からスタートして阿蘇の山々で一番高い高岳に登るルートは山登りのゲストさんには一応ご案内するのですが、その高岳に至る一般的且つ最も急なルートが仙酔尾根、通称バカ尾根と呼ばれるルートです。高岳には私も何度か登ってますが、仙酔尾根は今まで下りしかしたことがありませんでしたので、一応一度は登らんといかんかなぁ、と心に引っ掛かっていたのですが先日ようやく隙を見計らって登ってきました。
あまりの美しさに仙人すら酔ってしまったという言い伝えが仙酔峡の名前の由来です。美しい風景を見ると体内でアルコールが醸成されるのか、ナチュラルに酔えてしまうとはさすが仙人、X-Menばりの特殊能力です(敵を倒せそうにないのが残念ですが)。世界の車窓からを見る度にほろ酔い気分が味わえそうな大変羨ましい能力ですが、阿蘇に住んでいる私にとってはアル中になりそうで危険です。
しかしながら今年の仙酔峡のミヤマキリシマは、どうやら火山ガスにやられたらしく残念ながら例年の1~2割程度しか咲かなかったそうです。今後4、5年はダメかもなぁ、なんて声も聞こえます。
本来ならこの時期、この山肌一面ピンクの花々が咲き誇っているはずなのですが…。早期の再生に期待します。
あんまりここは登りたくないなぁと下りるたびに思っていた仙酔尾根ですが、ひぃひぃ言いながらも思ったより早く1時間半ほどで頂上へ。しかし登る途中は上を見ると荒い呼吸にため息が混じったりしました。見上げるとこんな感じ。
帰りは一般的なコースではないですが阿蘇ベースイチ押しの沢コースで。
と言う感じで久しぶりの山登りでした。6月は若干ゲストさんの少ない月になりますので隙を見つけてまたふらふら外出できたらと思ってます。
2014年5月31日土曜日
2014年5月12日月曜日
ワールドカップ期間中はテレビ出します。
ワールドカップに挑む日本代表のメンバーが発表されました。
結果を出し続けてもなかなか代表に呼ばれなかった大久保選手、発表直前の試合での2ゴールはおそらくザックさんにとって当落線上だった彼の大きな後押しになったんじゃないかと想像します。是非試合に出て大暴れしてほしいですね。一方同じチームの好調中村憲剛選手は選ばれてほしかったので残念でした。鳥栖の豊田陽平選手も残念。どん底状態の名古屋、これで選ばれたらホントサプライズだとは思ってたけどやはりダメだった闘莉王選手。故郷ブラジルで吠えまくる彼を見たかった。そしてキングカズ。彼が5分でもワールドカップのピッチに立ったら泣くと思う。
若い選手より次回のワールドカップはほぼないくらいの選手が選ばれてほしいと思うのはやはり自分が年を取ったからでしょうか。とにかく選ばれた選手はおめでとうございます。ぜひともいい成績を残してもらいたいですね。
そしてテレビの無い宿、阿蘇ベースですがワールドカップ期間中だけはテレビを共用スペースに出すことにします。オリンピックだとテレビを出そうとまでは思わないのですが、ワールドカップだけは出しましょう(とはいえ、2020年の東京オリンピックの時はひょっとして出すかもしれませんけど)。
地球の反対側、ブラジル開催ということで、どうやら全ての試合が真夜中か早朝になるようです。『ワタシ、ワールドカップなんか全然興味ないし。ザックって何?ガンダム?』とかいう方も実際のところたくさんいらっしゃるかと思いますが、4年に一度のこの期間だけは少々我慢していただいて、『つまんないからめざましテレビにチャンネル変えてもいいですか?』などという質問はなるべくお控えください。
2014年5月7日水曜日
今日郵便局で驚いたこと。
ゴールデンウィーク期間中は大変多くのゲストさんにお越しいただきありがとうございました。5月3日、4日がピークで阿蘇ベースでも満室のところ、ダース単位のお問い合わせ電話がありましたがお断りせざるを得ませんでした。みなさん野宿などしなくて済んだか心配ですが、ゴールデンウィーク期間の痛ましい野宿事件、事故等のニュースは聞いておりませんので、もし『ワタシ、ゴールデンウィークは泊まるとこなくて野宿だった。』という方も後々のちょっとした話のタネになると思えば貴重な経験だったかもしれません。
今日からはスカスカというとちょっと言い過ぎ程度のそれなりに余裕のある空き具合ですが、仙酔峡のミヤマキリシマはこれからが本番です。阿蘇はどの時期に来てもそれぞれ良いのですが、この時期の阿蘇もお見逃しなきよう(下の写真は去年のです)。
ところで本日ポストカード用の切手を買いに近くの郵便局に行ったら、なんと70円切手は4月で廃止されたのだと聞きました(海外に送るポストカードの切手代は70円です)。オリンピックを6年後に控え、訪日外国人旅行者数2500万人をそれまでに目指そうとしているらしいこの現代日本で、海外からの旅行者が必要としている70円切手を今廃止って…。何ヤソレ?という感想です。ゲストさん用の70円切手を定期的に大人買い(?)する私を知っている窓口の局員の方も、『なんか知りませんけど上のほうで(人差し指で上を指しながら)勝手に決めちゃって…。いるところではいるのにねぇ。』なんて困惑気味でした。
仕方ないので50円切手と20円切手の2枚を貼るしかありません。その切手1枚分の面積が増えたことによって、最後のひと言、例えば"I love you."と書こうとしたところ "I l"としか書けなくなって、“何?何なのこのヒト、なんかキモい…。”などと思われる方がでたらどう責任を取るつもりなのでしょう。
だからですね、いっそのこと海外へのポストカードも値上げして82円にすればいいじゃん、と思うのですよ。
ちょっとググってみたらアメリカでは海外へのポストカード送付の切手代は$1.15(約116円)、カナダなんか、ホントなのかと思いましたが$2.5(約230円)もしてました。
70円から82円の、この12円の値上がりに目くじら立てて怒る人は少ないんじゃないかと思いますし、なんてったって82円にすれば切手の種類が豊富になります(じゃあ勝手に82円切手貼ればいいじゃんと思うかもしれませんが、ゲストさんに売る私達にしてみたら70円で送れるところ82円で買ってとは言えないわけですよ)。何より今までのようにシジュウカラさん一匹に負担を丸投げするようなこともなくなるし、日本郵政株式会社の収入もほんのちょっぴり増えるだろうし、みんながハッピーになるんじゃないかと思いますがいかがでしょう。
今日からはスカスカというとちょっと言い過ぎ程度のそれなりに余裕のある空き具合ですが、仙酔峡のミヤマキリシマはこれからが本番です。阿蘇はどの時期に来てもそれぞれ良いのですが、この時期の阿蘇もお見逃しなきよう(下の写真は去年のです)。
ところで本日ポストカード用の切手を買いに近くの郵便局に行ったら、なんと70円切手は4月で廃止されたのだと聞きました(海外に送るポストカードの切手代は70円です)。オリンピックを6年後に控え、訪日外国人旅行者数2500万人をそれまでに目指そうとしているらしいこの現代日本で、海外からの旅行者が必要としている70円切手を今廃止って…。何ヤソレ?という感想です。ゲストさん用の70円切手を定期的に大人買い(?)する私を知っている窓口の局員の方も、『なんか知りませんけど上のほうで(人差し指で上を指しながら)勝手に決めちゃって…。いるところではいるのにねぇ。』なんて困惑気味でした。
仕方ないので50円切手と20円切手の2枚を貼るしかありません。その切手1枚分の面積が増えたことによって、最後のひと言、例えば"I love you."と書こうとしたところ "I l"としか書けなくなって、“何?何なのこのヒト、なんかキモい…。”などと思われる方がでたらどう責任を取るつもりなのでしょう。
だからですね、いっそのこと海外へのポストカードも値上げして82円にすればいいじゃん、と思うのですよ。
ちょっとググってみたらアメリカでは海外へのポストカード送付の切手代は$1.15(約116円)、カナダなんか、ホントなのかと思いましたが$2.5(約230円)もしてました。
70円から82円の、この12円の値上がりに目くじら立てて怒る人は少ないんじゃないかと思いますし、なんてったって82円にすれば切手の種類が豊富になります(じゃあ勝手に82円切手貼ればいいじゃんと思うかもしれませんが、ゲストさんに売る私達にしてみたら70円で送れるところ82円で買ってとは言えないわけですよ)。何より今までのようにシジュウカラさん一匹に負担を丸投げするようなこともなくなるし、日本郵政株式会社の収入もほんのちょっぴり増えるだろうし、みんながハッピーになるんじゃないかと思いますがいかがでしょう。
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