今年中にやるべきことなのにまだ出来てないこともあり、年末らしくバタバタしている今日この頃ですが、いよいよ今年ももうすぐ終わりです。お越しいただいたゲストのみなさま、大変ありがとうございました。
今年のはじめに、今年はいろんな面でもう少し余裕を持ってやっていきたいなとの目標を持っていました。やはりというか、そんな狙い通りにはなかなかいきませんでしたが、大きな事件事故病気怪我不幸等もなく、ということはまあ個人的にはなかなかよい一年だったんじゃないかなと思います。
阿蘇ベースでも相変わらず連休以外は滅多に満室になることはありませんでしたが、それなりにたくさんのゲストさんにもご宿泊いただきまして、大変ありがたく思っております。
訪日外国人旅行者の増加が様々なメディアで報じられておりますが、それはやはり私共のところでも追い風として実感があります。山登り目的の方がほとんどである欧米系のゲストさんは実際のところ残念ながら以前より若干減っておりますが、それにも増してアジア系のゲストさんが2、3年前あたりから大きく増えており、今年はそれなりの噴火があり後半ガクンと落ちたものの、おかげさまでなんとかなってます。
アジア系のゲストさんは基本的にスーツケースで旅行される方が多いので、私共の名称も、“阿蘇ベースバックパッカーズ”というより、“阿蘇ベーススーツケーサーズ”と改名しないとそろそろ現実に即してないのではないかと心配になります。
近い将来、遠い目をしながら、「俺、昔バリバリのスーツケーサーだったんだよな…。」などと自分語りする人がでてきたり、旅行者の間で「あそこのスーケースゲー良かったよ。」というような会話をする時代になるのでしょうか(←そんなわけない)。
私共の冬期休業ももうすぐですので、気を抜くと気持ちがそっちのほうに飛びがちですが、あと少し気を抜かずにがんばります。それではみなさまよいお年を。
2015年12月29日火曜日
2015年12月12日土曜日
インド人と格闘家。
阿蘇ベースには世界のいろいろな国から旅行者においでいただいてますが、インド人のゲストさんは実際のところ滅多にいません。先日その大変珍しいインド人ゲストのSさんにお泊まりいただいた時にドミトリー同室の3泊もしてくれた日本人好青年Yさん、英語も話される方でしたのでそのインドの方ともよくお話されてました。
で、Yさんがあるとき半笑いで私にこう言いました。
「インド人ってめっちゃアグレッシブっすねえ!」
私は特にインド通というわけではないのですが、むかーーし3ヶ月半ほどインド旅行をしたことがありまして、Sさんのいかにもインド人的な曲者具合(←失礼。でも悪い人という意味ではないですよ)には当然気付いてましたので、「わかりますっ!」などとは言わなかったものの、同意の笑いを返しました。
どうやらおしゃべりしていて明日の予定の話になり、Yさんがレンタカーを借りて黒川温泉に行く予定を伝えたところのSさんの返しのひとことが、“俺も行けるよ。”だったとのこと。
「“俺も行けるよ。”ってどういうこと?って思いましたよ(笑)。」とはYさんの弁。おそらくですが、『I can go.』とか『I can go there with you.』などと言われたんじゃないかと思います。
コレ普通日本人ならだいたいこんな感じじゃないですか↓。
A「明日はどこ行くんスか?」
B「レンタカー借りて黒川温泉行くつもりなんですよ。」
A「えーっ、そうっスか。いいなあ。(などと行きたそうな雰囲気をそこはかとなく醸し出す)」
B「え、明日の予定は?」
A「まだナンも決めて無いんスよ。」
B「もしアレだったら、一緒に行きます?」
A「え、いいんスか?」
B「いいですよ。じゃあ一緒に行きましょう!」
これが、インド人のSさんになると、こんな感じになったようです(なんとなく大阪弁にしますが、特に気にしないでください)。
Sさん「じぶん、明日どこ行く予定なん?」
Yさん「レンタカー借りて黒川温泉行くつもりなんですよ。」
Sさん「ワイも行けるで。」
Yさん「えっ、じゃ、じゃあ一緒に行きます?」
Sさん「ええで。ほないこ。」
日本人の一般的な例とは許可を出す側が完全に逆になってます。流石はインド人。私には到底真似のできないその奔放さ、自信満々さには憧れすら抱いてしまいます。
帰ってきたYさんにおそるおそる「どうでしたか?」と聞いてみると、「なんだかんだで楽しかったですよ(ニコッ)。」となんだかんだでふたりで楽しんできたご様子。Sさんのチェックアウト時はふたり並んで記念撮影もしましたし、それなりに良い思い出になったようでひと安心しました。
ところでこの好青年Yさん、耳を見てそうじゃないかと思ったので聞いてみるとやはりプロの格闘家の方で、日本の格闘技メジャー団体で今年4戦4勝の注目株の選手でした。「今年は結構試合したんで、しばらく休もうと思ったんですけど来年の1月下旬にまた試合が決まっちゃいました。」とのことでお話を伺うと、格闘技ファンなら絶対知っているUFC経験者のビッグネームとの対戦がほぼ決まりそうとのことで、私もとてもびっくりしました。大変厳しい相手ですがチャンスと言えばチャンス。これに勝てばUFCの目にも留まるはずです。東京だけど見に行きたいなあ。がんばれYさん!今後も陰ながら熱烈応援してますよ!
で、Yさんがあるとき半笑いで私にこう言いました。
「インド人ってめっちゃアグレッシブっすねえ!」
私は特にインド通というわけではないのですが、むかーーし3ヶ月半ほどインド旅行をしたことがありまして、Sさんのいかにもインド人的な曲者具合(←失礼。でも悪い人という意味ではないですよ)には当然気付いてましたので、「わかりますっ!」などとは言わなかったものの、同意の笑いを返しました。
どうやらおしゃべりしていて明日の予定の話になり、Yさんがレンタカーを借りて黒川温泉に行く予定を伝えたところのSさんの返しのひとことが、“俺も行けるよ。”だったとのこと。
「“俺も行けるよ。”ってどういうこと?って思いましたよ(笑)。」とはYさんの弁。おそらくですが、『I can go.』とか『I can go there with you.』などと言われたんじゃないかと思います。
コレ普通日本人ならだいたいこんな感じじゃないですか↓。
A「明日はどこ行くんスか?」
B「レンタカー借りて黒川温泉行くつもりなんですよ。」
A「えーっ、そうっスか。いいなあ。(などと行きたそうな雰囲気をそこはかとなく醸し出す)」
B「え、明日の予定は?」
A「まだナンも決めて無いんスよ。」
B「もしアレだったら、一緒に行きます?」
A「え、いいんスか?」
B「いいですよ。じゃあ一緒に行きましょう!」
これが、インド人のSさんになると、こんな感じになったようです(なんとなく大阪弁にしますが、特に気にしないでください)。
Sさん「じぶん、明日どこ行く予定なん?」
Yさん「レンタカー借りて黒川温泉行くつもりなんですよ。」
Sさん「ワイも行けるで。」
Yさん「えっ、じゃ、じゃあ一緒に行きます?」
Sさん「ええで。ほないこ。」
日本人の一般的な例とは許可を出す側が完全に逆になってます。流石はインド人。私には到底真似のできないその奔放さ、自信満々さには憧れすら抱いてしまいます。
帰ってきたYさんにおそるおそる「どうでしたか?」と聞いてみると、「なんだかんだで楽しかったですよ(ニコッ)。」となんだかんだでふたりで楽しんできたご様子。Sさんのチェックアウト時はふたり並んで記念撮影もしましたし、それなりに良い思い出になったようでひと安心しました。
ところでこの好青年Yさん、耳を見てそうじゃないかと思ったので聞いてみるとやはりプロの格闘家の方で、日本の格闘技メジャー団体で今年4戦4勝の注目株の選手でした。「今年は結構試合したんで、しばらく休もうと思ったんですけど来年の1月下旬にまた試合が決まっちゃいました。」とのことでお話を伺うと、格闘技ファンなら絶対知っているUFC経験者のビッグネームとの対戦がほぼ決まりそうとのことで、私もとてもびっくりしました。大変厳しい相手ですがチャンスと言えばチャンス。これに勝てばUFCの目にも留まるはずです。東京だけど見に行きたいなあ。がんばれYさん!今後も陰ながら熱烈応援してますよ!
2015年12月1日火曜日
サポートしっかりしてください。
12月に入りました。
噴火警戒レベルが2に下がって、祝、登山解禁!と思ったら一気に寒くなり、山登りにはしっかりした防寒対策、もしくは気合が必要な時期に入ってしまいました。気合だけではどうにもならないこともありますので山登りされる方はしっかりした防寒対策はしてきてください。
最近PCの調子が悪くなって、頻繁にフリーズしたり突然シャットダウンしたりしだしまして、メーカーサポートに電話したらウインドウズの再インストールをしてくださいと言われました。今までもさんざん調子悪くなったPCなので、何度もサポートに電話しており、ウインドウズの再インストールをしてください、と言われたのも1度や2度じゃありません。しかし、今まで頑なに再インストールまではせずになんとか使ってきましたが、購入して6年を過ぎ、サポート期間も終了しております。それでもとにかく無料でくれたアドバイスはやはりウインドウズの再インストールをしてくださいでした。
私はパソコン関係に決して明るくないので心配でしたが、もうここまできたら仕方ないと覚悟を決めて初のウインドウズ再インストールに挑戦しました。
…やっとこさ再インストールして復元作業などをあーでもないこーでもないとモタモタやっていると再びフリーズして私自身もフリーズしました。何かの間違いだろうとしばらく使いますが相変わらずたびたびフリーズしやがります。イヤイヤ、何か良く分からないけどやり方間違ったんだろうと、再度再インストールやり直ししました。今度は大丈夫かなとビクビク使いつつしばらくしたらまたフリーズ。やはりそうくるか…、と半分予想通りの結果ですが絶望感に包まれます。
こりゃ新しいの買わんといかんかな、と諦めかけましたが、最後の悪あがきとして少しググってみるとパソコントラブルをリーズナブルな料金で出張解決しますというところがあり、“ほとんどのパソコンは1~2万円の修理代金で直ります”と書いてあったので買う前にとりあえず一度診てもらおうかと思い電話すると今日これからすぐ伺いますとおっしゃる。
で、来ていただきましてその時も何か不安定な動きをしていたパソコンの診断を開始して数秒後(ホントに数秒)、この動きはおそらく…、とか言って本体を開けてある基盤(メモリでした)を引っこ抜き、まあまず8、9割これが原因ですね、と確信をもった口調で仰いました。その方によると、ウインドウズではメモリは8ギガも必要なく、4ギガで十分だそうで8ギガあったメモリを半分にして新しい部品を買うこともなく修理は終了。
それから4、5日程経ちますが、その後全くフリーズなどなくメモリが半分になったことで遅くなったなどというストレスも全く感じることもなく快調に動作しています。
…ウーム。さすがこの道20年のプロフェッショナル。そうやって必要以上に高性能にしてどんどん新しいものを買わせようとするんですよというようなことをおっしゃいました。なるほど、勉強になります。
しかしアレだ。メーカーサポートのトラブルシューティングフローチャート、全然間違っとるやないかい。だいたいいつもいつも『ウインドウズの再インストールをしてください。』までが速すぎんじゃい。
などとメーカーサポートには大いに不満があるのですが、後でメールされてきた『お客様満足度アンケートご協力のお願い』で評価を返さずにスルーするのは低評価された時のやるせない気持ちが分かる私の優しさなのです(なんのこっちゃ)。
今年も残すところあと一ヶ月。師も走る月ですのでみなさんもお忙しいでしょうが、ぼちぼちがんばっていきましょう。
噴火警戒レベルが2に下がって、祝、登山解禁!と思ったら一気に寒くなり、山登りにはしっかりした防寒対策、もしくは気合が必要な時期に入ってしまいました。気合だけではどうにもならないこともありますので山登りされる方はしっかりした防寒対策はしてきてください。
最近PCの調子が悪くなって、頻繁にフリーズしたり突然シャットダウンしたりしだしまして、メーカーサポートに電話したらウインドウズの再インストールをしてくださいと言われました。今までもさんざん調子悪くなったPCなので、何度もサポートに電話しており、ウインドウズの再インストールをしてください、と言われたのも1度や2度じゃありません。しかし、今まで頑なに再インストールまではせずになんとか使ってきましたが、購入して6年を過ぎ、サポート期間も終了しております。それでもとにかく無料でくれたアドバイスはやはりウインドウズの再インストールをしてくださいでした。
私はパソコン関係に決して明るくないので心配でしたが、もうここまできたら仕方ないと覚悟を決めて初のウインドウズ再インストールに挑戦しました。
…やっとこさ再インストールして復元作業などをあーでもないこーでもないとモタモタやっていると再びフリーズして私自身もフリーズしました。何かの間違いだろうとしばらく使いますが相変わらずたびたびフリーズしやがります。イヤイヤ、何か良く分からないけどやり方間違ったんだろうと、再度再インストールやり直ししました。今度は大丈夫かなとビクビク使いつつしばらくしたらまたフリーズ。やはりそうくるか…、と半分予想通りの結果ですが絶望感に包まれます。
こりゃ新しいの買わんといかんかな、と諦めかけましたが、最後の悪あがきとして少しググってみるとパソコントラブルをリーズナブルな料金で出張解決しますというところがあり、“ほとんどのパソコンは1~2万円の修理代金で直ります”と書いてあったので買う前にとりあえず一度診てもらおうかと思い電話すると今日これからすぐ伺いますとおっしゃる。
で、来ていただきましてその時も何か不安定な動きをしていたパソコンの診断を開始して数秒後(ホントに数秒)、この動きはおそらく…、とか言って本体を開けてある基盤(メモリでした)を引っこ抜き、まあまず8、9割これが原因ですね、と確信をもった口調で仰いました。その方によると、ウインドウズではメモリは8ギガも必要なく、4ギガで十分だそうで8ギガあったメモリを半分にして新しい部品を買うこともなく修理は終了。
それから4、5日程経ちますが、その後全くフリーズなどなくメモリが半分になったことで遅くなったなどというストレスも全く感じることもなく快調に動作しています。
…ウーム。さすがこの道20年のプロフェッショナル。そうやって必要以上に高性能にしてどんどん新しいものを買わせようとするんですよというようなことをおっしゃいました。なるほど、勉強になります。
しかしアレだ。メーカーサポートのトラブルシューティングフローチャート、全然間違っとるやないかい。だいたいいつもいつも『ウインドウズの再インストールをしてください。』までが速すぎんじゃい。
などとメーカーサポートには大いに不満があるのですが、後でメールされてきた『お客様満足度アンケートご協力のお願い』で評価を返さずにスルーするのは低評価された時のやるせない気持ちが分かる私の優しさなのです(なんのこっちゃ)。
今年も残すところあと一ヶ月。師も走る月ですのでみなさんもお忙しいでしょうが、ぼちぼちがんばっていきましょう。
2015年11月23日月曜日
拍手。
そろそろクリスマスツリーを出そうかという11月後半ですが、例年になくなま暖かい日が続いております。薪ストーブも4、5回焚いたものの、ここのところしばらく使ってませんし、清掃中は本日も小学生のように半袖半ズボンでした。
熊日新聞で噴火警戒レベルの引き下げが今週辺り検討されているとの記事がありました。正直なところ『やっとかい!』という気持ちですが、とりあえず素直によろこびます(まだ決まってませんけど)。しかし、今後もいつかはまたなるであろうレベル3の場合の“半径2Km外の登山規制”は本当に必要なのか、という検討は是非していただきたいですし、レベル3からレベル2への引き下げの決断にこれだけ慎重ならばレベル1はいつになるやら、とも思います。
阿蘇ベースからは火口の噴煙が良く見えるので、毎日噴煙を見ています。いつもより元気に噴煙が出ているとか大人し目だとか黒っぽくて灰混じりだとかうことはここからでもよく分かります。
9月14日の噴火の前日には、火口からの噴煙が明らかに普通でない程たくさん出ていたので、奥さんが写真撮りに行こうと言っていたことをはっきり覚えています(掃除が多めだったので却下したのが悔やまれます)。そして翌朝、噴火しました。
シロウト考えですが、そういう明らかに活発なときにレベルをあげて、大人し目な時はパッとレベルを下げたりとか、レベルの上げ下げをもっと軽やかにしてほしいなと思ってます。それプラス噴火の前兆を捉えた瞬間に警報が鳴るようなシステムを作れば、レベル1にもしやすいかと思いますがいかがでしょうか。
以前阿蘇ベースに宿泊されて日本と東南アジアを旅行してすでに1年余りのカナダ人旅行者の方が、四国のお遍路を終え、『阿蘇ベースよりのんびりできるところが思いつかんので行きます。』というようなありがたいメールを送ってくれて本日、来てくれました。
阿蘇駅で何か外国人ツーリストを対象にしたアンケート調査をしていたらしく、『どうやったら阿蘇にもっと旅行者を呼べますか?』と聞かれた彼は、『Open the volcano.』と答えたそうです。拍手。
2015年11月6日金曜日
6周年になりました。
おかげ様でなんとか無事に6周年を迎えることが出来ました。これまで阿蘇ベースをお泊まりいただいたゲストのみなさま、何度もお泊まりいただきましたリピーターのみなさま、今までいろいろと助けていただきました友人知人のみなさまに改めて感謝申し上げます。
6年と言えばピカピカの小学1年生だった子が小学校を卒業してしまう年数です。それほどの年数がこんなに早く経過してしまったことに今更ながら驚きます。
考えてみると阿蘇ベースを始めるまでにもいろいろな仕事をしてきましたが、ひとつの場所で6年以上働いたことは今まで一度もありませんでした。これだけの期間同じ場所で働いているので、やや“慣れ”が先行してしまい、反省する部分も多々ありますが、こういった節目に改めて初心を思い出して、これからも心のどこかには少しの初心を常に持ち続けていきたいです。

去年の今頃拾ったぎんは一年でこんなになりました。ウチは世界中から毎日入れかわり立ちかわりゲストさんがいらっしゃる宿ですので、人見知りしない癒し系八方美人ネコに育ってほしいという勝手な願いがあったのですが、期待に反してウチに来た当初からあまり変わらず大変警戒心が強いです。もう一匹の猫、はくは自らゲストさんに寄って行ったりはまずしませんが、それなりに結構慣れてきて、『気分によっては』逃げずに大人しく撫でられたり、写真を撮られたりするまでには成長しました。ぎんの今後の成長に期待します。
7年目です。6年前のピカピカの1年生だった阿蘇ベースから、中学生になってウスヨゴレたりしないよう、これからも出来ることから一歩一歩改善を重ねて成長していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!
6年と言えばピカピカの小学1年生だった子が小学校を卒業してしまう年数です。それほどの年数がこんなに早く経過してしまったことに今更ながら驚きます。
考えてみると阿蘇ベースを始めるまでにもいろいろな仕事をしてきましたが、ひとつの場所で6年以上働いたことは今まで一度もありませんでした。これだけの期間同じ場所で働いているので、やや“慣れ”が先行してしまい、反省する部分も多々ありますが、こういった節目に改めて初心を思い出して、これからも心のどこかには少しの初心を常に持ち続けていきたいです。
去年の今頃拾ったぎんは一年でこんなになりました。ウチは世界中から毎日入れかわり立ちかわりゲストさんがいらっしゃる宿ですので、人見知りしない癒し系八方美人ネコに育ってほしいという勝手な願いがあったのですが、期待に反してウチに来た当初からあまり変わらず大変警戒心が強いです。もう一匹の猫、はくは自らゲストさんに寄って行ったりはまずしませんが、それなりに結構慣れてきて、『気分によっては』逃げずに大人しく撫でられたり、写真を撮られたりするまでには成長しました。ぎんの今後の成長に期待します。
7年目です。6年前のピカピカの1年生だった阿蘇ベースから、中学生になってウスヨゴレたりしないよう、これからも出来ることから一歩一歩改善を重ねて成長していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します!
2015年11月4日水曜日
冬季休業のご連絡。
数日前に、薪ストーブ焚き始めました。よく燃えなかったので煙突掃除をしてみたら、煤がどっさり詰まっていました。煙突のお通じが良くなったので今では大変快腸です。
さて、毎年毎年早いですが、今年もやっぱり早いもので残すところ2ヶ月を切ってしまいました。すでにチラホラ来年のご予約お問い合わせが入ってきてまして、少し遅くなりましたが来年の冬季休業の報告をさせていただきます。
阿蘇ベース冬季休業期間
2016年1月5日(火) ~ 2月26日(金)
2月27日(土)から再開致します。
毎年のことですが、この間のご宿泊を検討されていた方がもしいらっしゃったら本当に申し訳ございません。ほぼ10ヶ月間特に休日というものが無い中、煙突に煤が溜まるように、どうしても心身ともに少~しずつ疲労が溜まってしまいます。そういった心の煤のようなものを落とす大事な期間ですので、どうかご理解の程よろしくお願い致します。

さて、毎年毎年早いですが、今年もやっぱり早いもので残すところ2ヶ月を切ってしまいました。すでにチラホラ来年のご予約お問い合わせが入ってきてまして、少し遅くなりましたが来年の冬季休業の報告をさせていただきます。
阿蘇ベース冬季休業期間
2016年1月5日(火) ~ 2月26日(金)
2月27日(土)から再開致します。
毎年のことですが、この間のご宿泊を検討されていた方がもしいらっしゃったら本当に申し訳ございません。ほぼ10ヶ月間特に休日というものが無い中、煙突に煤が溜まるように、どうしても心身ともに少~しずつ疲労が溜まってしまいます。そういった心の煤のようなものを落とす大事な期間ですので、どうかご理解の程よろしくお願い致します。
2015年10月25日日曜日
登山規制について。
『ようやく阿蘇登山の規制が解除されましたねーっ!』と書こうとずーっと待ち構えていましたが、残念ながら私の予想に反して1ヶ月をとっくに過ぎた今も未だに噴火警戒レベルは3のままで、登山規制も解除されていません。
特に欧州系のゲストさんは山歩きするために阿蘇に来られる方がほとんどですので、そういった方々に、『山歩きは現在のところ全く出来ないんですよ(根子岳など一部山登り可能ですが、車が無ければスタート地点まで行けません)。』と伝えるのは、お客さんにとってはケンタッキーで『すみません、ただ今チキンを切らしておりまして…。』と言われるようなもんで、みなさんテンションダダ下がり。かなり落胆されます。伝えるこちらもツライです。
阿蘇ベースは結構山歩き押しの宿でもありますので、この山歩きが規制されている状況では、山歩きを目的にされている方に、『山歩きはできませんけど、阿蘇に遊びに来てくださいねーっ!』などと言う気には到底なれません。
宿屋の主人が『ツライ』などとのたまおうと大勢に影響は無いでしょうが、規制が解除される前にここはひとつ阿蘇の宿屋の主人のひとりとして不満を表明しておこうと思います。
つい先日、“噴火警戒レベル:研究者「機能せず」41%” という毎日新聞の記事がアップされていました。
噴火警戒レベル3の据え置きはまだ数歩譲って理解できます。しかし私が特に不満に思っているのは2Kmの円の外にある山の登山規制です。先日の新聞報道でも、規制引き上げのきっかけであり、全国的に報道された9月14日の噴火では、低温の火砕流(巻き込まれたら直ちに命は無い、というものではない)は半径1km以内、噴石の飛散は半径500メートル以内であったとのことです。
その噴火時に適用されていた半径1km規制の警戒レベル2では結果的に死傷者をひとりも出さず済みましたが、今はレベル3です。レベル3時の標準的な規制距離は半径2km(“概ね2km以内”という表現)です。グーグルマップで距離を測ると杵島岳の頂上は火口の煙が噴出しているところからから約2.7km、烏帽子岳は2.8km。規制区域外の草千里レストハウスも約2.8kmほどです。私は登山規制はせず、2km規制だけで十分じゃないかと考えてます。
じゃあ何かあった時お前が責任取れるのか、という反論があったとするならば、そんなもん取れるわけないだろうと答えるでしょう。開き直り、とか逆ギレとか言われそうですが、基本的に山登りなんて自己責任、“At your own risk”であるべきと考えます。
責任問題になってしかるべきなのは大きな噴火につながる可能性のあるデータをキャッチしていながら、適切にその情報を開示していなかった場合に限るはずです。
ご存じの方も多いと思いますが、御嶽山の噴火で多数の犠牲者が出てしまった後から、噴火警戒レベル1の説明を「平常」から「活火山であることに留意」に改定しています。そらそうだ、と全然納得しますけど、意地悪な見方をすると、予測が出来なかった時の責任の所在を分散する狙いもないことはないでしょ、という気もします。
仮に今現在、自己責任で杵島岳、烏帽子岳に登ってよいとなったら私なら躊躇なく登りますね。命を粗末にしているわけでも決死の覚悟で、という訳でも当然なく。まず大丈夫だろうという自分なりの判断からです。
もちろんそれで突然の大噴火が起こり墳石に直撃されて死んだとしても、それは仕方の無いことで、登山禁止にしなかった規制する側の責任ではないですよね。
『安全第一』、ごもっともです。しかし安全か危険かどうかの判断をもう少し、それぞれの個人に委ねてもいいんじゃないかと個人的には強く思います。規制する側は、『警告はしたよ。あとは勝手にして。何かあったら責任は自分で取ってね。』という態度で構わないと思います。
というか私思うのですが、多数の犠牲者が出てしまった御嶽山の噴火でも先月14日の阿蘇の噴火でも、噴火7分前には、はっきりした噴火の前兆を捉えていたとのことですから、その瞬間に昔の空襲警報みたいなサイレンが山上一帯に大音量鳴りわたるようなシステムを作るくらい、今の時代そんなに難しいことなのかなあと思うのですがどうなんでしょう。5分間でも必死に逃げれば1km近くは離れられるし、1kmまで行かなくてもその間に避難した距離が生死を分けることもあるかも知れませんし…。
それにそもそもの話、阿蘇の山なんてそこらじゅう火口跡だらけです。現在規制なしで観光客に開放されている草千里だって元はと言えば火口跡です。今後未来永劫、現在唯一活動中である中岳火口からしか噴火しないとは限らないでしょう。前兆は必ずあるでしょうが、上昇するマグマが横に逸れて草千里で噴火発生、などということが今後一切絶対ないとは専門家の方でも言えないはずです。
つまり確率の問題であり、阿蘇の山では1000年待ったって絶対安全になんてなりません。それならば草千里をぶらぶら歩くことと、中岳火口からはほぼ同距離である杵島岳に登ることは、そこまで危険度に差があるものなのか、と思うのです。
先日NHKで“巨大災害 MEGA DISASTER 第4集 火山大噴火”という番組を放送していてなかなか興味深かったのですが、その中で阿蘇で9万年前にあった規模のカルデラ破局噴火が起きた場合のシュミレーション映像を、映画『2012』を彷彿させるような大変迫力のあるCGで作っていました。南北25km、東西18kmの阿蘇カルデラ全体、地中の巨大マグマの中に“落ちて”いて、『こりゃ、ヒャクパー死ぬな。まあ知ってたけど。』と、もう苦笑するしかありませんでした。
その番組によると、噴火10分後には800℃という高温の火砕流が福岡の街に到達するそうで、その火砕流が街を飲み込む映像もありました。私達は自ら選んで阿蘇に住んでいるので仕方ないですが、火山など普段特に意識しないであろう福岡の人たちはかわいそうだなー、となんだか同情してしまいました。
話が少し逸れましたが、寒くもないし暑くもない山登りにもってこいのこの季節、とりあえずはよレベル2まで戻すか、せめて登山規制だけでも解除してくんないかなぁ、と願いつつ過ごす噴火後の日々です。
特に欧州系のゲストさんは山歩きするために阿蘇に来られる方がほとんどですので、そういった方々に、『山歩きは現在のところ全く出来ないんですよ(根子岳など一部山登り可能ですが、車が無ければスタート地点まで行けません)。』と伝えるのは、お客さんにとってはケンタッキーで『すみません、ただ今チキンを切らしておりまして…。』と言われるようなもんで、みなさんテンションダダ下がり。かなり落胆されます。伝えるこちらもツライです。
阿蘇ベースは結構山歩き押しの宿でもありますので、この山歩きが規制されている状況では、山歩きを目的にされている方に、『山歩きはできませんけど、阿蘇に遊びに来てくださいねーっ!』などと言う気には到底なれません。
宿屋の主人が『ツライ』などとのたまおうと大勢に影響は無いでしょうが、規制が解除される前にここはひとつ阿蘇の宿屋の主人のひとりとして不満を表明しておこうと思います。
つい先日、“噴火警戒レベル:研究者「機能せず」41%” という毎日新聞の記事がアップされていました。
噴火警戒レベル3の据え置きはまだ数歩譲って理解できます。しかし私が特に不満に思っているのは2Kmの円の外にある山の登山規制です。先日の新聞報道でも、規制引き上げのきっかけであり、全国的に報道された9月14日の噴火では、低温の火砕流(巻き込まれたら直ちに命は無い、というものではない)は半径1km以内、噴石の飛散は半径500メートル以内であったとのことです。
その噴火時に適用されていた半径1km規制の警戒レベル2では結果的に死傷者をひとりも出さず済みましたが、今はレベル3です。レベル3時の標準的な規制距離は半径2km(“概ね2km以内”という表現)です。グーグルマップで距離を測ると杵島岳の頂上は火口の煙が噴出しているところからから約2.7km、烏帽子岳は2.8km。規制区域外の草千里レストハウスも約2.8kmほどです。私は登山規制はせず、2km規制だけで十分じゃないかと考えてます。
じゃあ何かあった時お前が責任取れるのか、という反論があったとするならば、そんなもん取れるわけないだろうと答えるでしょう。開き直り、とか逆ギレとか言われそうですが、基本的に山登りなんて自己責任、“At your own risk”であるべきと考えます。
責任問題になってしかるべきなのは大きな噴火につながる可能性のあるデータをキャッチしていながら、適切にその情報を開示していなかった場合に限るはずです。
ご存じの方も多いと思いますが、御嶽山の噴火で多数の犠牲者が出てしまった後から、噴火警戒レベル1の説明を「平常」から「活火山であることに留意」に改定しています。そらそうだ、と全然納得しますけど、意地悪な見方をすると、予測が出来なかった時の責任の所在を分散する狙いもないことはないでしょ、という気もします。
仮に今現在、自己責任で杵島岳、烏帽子岳に登ってよいとなったら私なら躊躇なく登りますね。命を粗末にしているわけでも決死の覚悟で、という訳でも当然なく。まず大丈夫だろうという自分なりの判断からです。
もちろんそれで突然の大噴火が起こり墳石に直撃されて死んだとしても、それは仕方の無いことで、登山禁止にしなかった規制する側の責任ではないですよね。
『安全第一』、ごもっともです。しかし安全か危険かどうかの判断をもう少し、それぞれの個人に委ねてもいいんじゃないかと個人的には強く思います。規制する側は、『警告はしたよ。あとは勝手にして。何かあったら責任は自分で取ってね。』という態度で構わないと思います。
というか私思うのですが、多数の犠牲者が出てしまった御嶽山の噴火でも先月14日の阿蘇の噴火でも、噴火7分前には、はっきりした噴火の前兆を捉えていたとのことですから、その瞬間に昔の空襲警報みたいなサイレンが山上一帯に大音量鳴りわたるようなシステムを作るくらい、今の時代そんなに難しいことなのかなあと思うのですがどうなんでしょう。5分間でも必死に逃げれば1km近くは離れられるし、1kmまで行かなくてもその間に避難した距離が生死を分けることもあるかも知れませんし…。
それにそもそもの話、阿蘇の山なんてそこらじゅう火口跡だらけです。現在規制なしで観光客に開放されている草千里だって元はと言えば火口跡です。今後未来永劫、現在唯一活動中である中岳火口からしか噴火しないとは限らないでしょう。前兆は必ずあるでしょうが、上昇するマグマが横に逸れて草千里で噴火発生、などということが今後一切絶対ないとは専門家の方でも言えないはずです。
つまり確率の問題であり、阿蘇の山では1000年待ったって絶対安全になんてなりません。それならば草千里をぶらぶら歩くことと、中岳火口からはほぼ同距離である杵島岳に登ることは、そこまで危険度に差があるものなのか、と思うのです。
先日NHKで“巨大災害 MEGA DISASTER 第4集 火山大噴火”という番組を放送していてなかなか興味深かったのですが、その中で阿蘇で9万年前にあった規模のカルデラ破局噴火が起きた場合のシュミレーション映像を、映画『2012』を彷彿させるような大変迫力のあるCGで作っていました。南北25km、東西18kmの阿蘇カルデラ全体、地中の巨大マグマの中に“落ちて”いて、『こりゃ、ヒャクパー死ぬな。まあ知ってたけど。』と、もう苦笑するしかありませんでした。
その番組によると、噴火10分後には800℃という高温の火砕流が福岡の街に到達するそうで、その火砕流が街を飲み込む映像もありました。私達は自ら選んで阿蘇に住んでいるので仕方ないですが、火山など普段特に意識しないであろう福岡の人たちはかわいそうだなー、となんだか同情してしまいました。
話が少し逸れましたが、寒くもないし暑くもない山登りにもってこいのこの季節、とりあえずはよレベル2まで戻すか、せめて登山規制だけでも解除してくんないかなぁ、と願いつつ過ごす噴火後の日々です。
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