2010年10月23日土曜日

阿蘇の特徴

宮本武蔵は箸でハエを捕まえることが出来た、とかホントかどうか知りませんがそんな説が巷にはまことしやかに流れています。


そこかしこ素晴らしい景色がある、走って気持ちのいい道路の数々、温泉がたくさんある、水がおいしい、等々、阿蘇には様々な特徴がありますが、そんな阿蘇の特徴のひとつにハエが捕まえやすい、というのが挙げられるのではないかと昨年10月頃阿蘇に引っ越してきてから秘かに気が付きました。

まあ実際のところ、単純に阿蘇は涼しい、寒い、ということでハエの動きがもっと暖かいところに比べて少し鈍い、というだけなのですが(夏は、なかなか捕まえられません)。

最近はそろそろコタツでも出そーか、というくらい寒くなって来ましたので、ハエの捕獲成功率が上がって来ました。


まず手を、水を汲むような形にします(親指の人差し指側の側面と人差し指の親指側の側面に隙間を作らぬよう注意すること)。そして、ターゲットのハエがとまっている地面から1~2cm浮かせたポイント(ハエは危険を察知して必ず飛び立ちますので、今、ハエのとまっているその場所を狙うより、少しだけその上空を狙う方がよいのです)を、闘魂ビンタのような軌道で素早く掴みます。もちろん力強く握ってはいけません。捕獲に成功した場合つぶれてしまってはばっちいですから。ハエの生存スペースは残しておいてください。私ぐらいのレベルになると(と、エラソーに言ってみる)逆の軌道、つまり水平チョップもしくは忍者ハットリくんが手裏剣を投げる軌道でも捕まえられる場合もあります。


コツは、正面からではなく必ずハエのお尻の方からつかみかかることです(正面よりも手の接近に気付くのがコンマ何秒遅れるのでしょう、捕獲成功率がずいぶんと違います)。


捕獲に成功して、手の中でパニックになりながらばたばたこちょこちょと動き回っている感触はこそばゆく、勝利を自らの掌中に入れた征服感、達成感が得られたりします。


イチローの打率に負けないくらいの成功率を目指して、日夜精進してます。


あ、誤解の無いように言っておきますが、そんなに室内にハエがいっぱいいるわけではないですよ。昼間窓を開けて布団を干すときなんかに入ってしまう時もあるというだけですので、そのへんご了承ください。

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