フランスからのある父と息子(20歳前後かな)で旅行中のゲストさんのはなし。
阿蘇ベースから徒歩2分の温泉、夢の湯さんから電話がありました。
「そちらのお客さんが水着なしなら入らないと言いなさるけ、温泉券返しときましたよ。」
阿蘇ベースでは夢の湯さんの温泉券を通常400円のところ300円でゲストさんに販売しています(私が回数券をまとめて買っているのをお客さんに販売しているだけなのですが)。
海外からのゲストさんのなかには、人前で裸になって温泉に入ることを嫌がる方も結構いらっしゃいますので、この方もそういう方なのだな、と思い「はーい、わかりました。帰ってきたら払い戻ししておきます。」と言いました。
そして息子さんひとりがしばらくしてひとり帰って来ましたので、払い戻ししますよ、ということを伝えたところ、彼はズボンの下にあらかじめ履いていた水着を引っ張り上げ、「コレ着ていいなら入ったんだけど、ダメみたいなんで後からまた行くよ。(意訳)」
え、後からまた行くの?何で?
理由を聞くと、
親の前でNUDE(という単語を使われました)になるのは、あり得ない、とのこと。父親が帰ってきたら今度は僕の番で温泉に行くんだ、ですって。日本人の感覚では、父息子あるいは母娘で温泉に入るのはアリかと思います。
えっと、それはフランスではみんなそうなの?と聞いてみると、ウチだけかもしれないし、みんなそうかもしれない、というはっきりしない答えだったので文化の違いなのか、個人の違いなのか、今のところわかりません。今度父息子の旅行者がいたら聞いてみようかと思います。
しかしこの父息子ゲストさん、ツインの部屋に空きがなかったのでドミトリーの部屋にするかと思いきや、ダブル部屋(ダブルベッドひとつの部屋)をチョイス。こっちのほうが、日本人的感覚でいうとあり得ないと思うのですが。
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