2012年4月5日木曜日

第一号。

阿蘇ベースオリジナル手拭い、ありがたい事に発売以来ぽつぽつちょろちょろ売れており、早くもスマッシュヒットの様相を呈しているような気がします。しかしながら大概お土産として買っていかれる方が多く、中にはヒッチハイクをトライされた方もおられますが悪天候の為短時間で断念してしまったり、髪が天に向かってツンツンしていて皮ジャンに金属のトゲトゲがいっぱい付いている感じの北欧からのゲストさんなどは私達の不安通りにいまいち車が停まってくれなかったりして、今まで成功したぜ!という話をゲストさんから聞いたことはありませんでした。

そんな中フランスのJEANさん、手拭いの説明を聞くと「それは楽しそうだね。明日は是非トライしてみるよ(意訳)」とやる気満々でした。

そして翌朝、手拭いを購入し若干の不安を内包しつつも決意を秘めた表情で出発されました。彼はこの日も阿蘇ベースに泊まりますので私達も結果を楽しみにして、「Good Luck!」と見送ったのでした。

そしてその日の午後、帰ってきた彼に聞くと満足げな表情で話してくれました。

「行きは車通りがとても少ない中10分程で、帰りはたった3分でつかまりましたよ。」


ヤリマシタ。往復成功第一号おめでとうございます!日本旅行を積極的に楽しまれているとてもフレンドリーなJEANさんなら出来ると思ってました。


「それは良かったですね。お金もセーブ出来たし。」と言うと

「イヤ、お金というよりもとても良い経験が出来た。乗せてくれた人は私が写真を撮ろうとするといちいち停まってくれたし、最後は一緒に記念撮影までしました。」

そうそう、そういうことなんですよ。乗せてくれる方々にとっても、この間フランス人のヒッチハイカーを乗せたったんだよ、などと話のタネにもなるし、お互いにとって阿蘇の火口を見ました以外のひとつの思い出ができるし。


阿蘇での思い出作りのちょっとした手助けができたかと思うと私達も作った甲斐があるというものです。とりあえずやっとですが第一号が出てくれたのでホッとしました。今後も続々と彼に続いてほしいものです。

2 件のコメント:

  1. ツンツン頭に革ジャンでトライする姿、微笑ましい。
    第一号おめでとうございます!

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  2. とんがって生きるのもやはり苦労を伴うようですね…。

    続々と、というほどでもないけれど第一号の彼に続く人もぽつぽつと現れてますよ。

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