2012年4月13日金曜日

ヒッチハイクをする理由(続き)。

昨日のブログと関係ないようでいて一応続きなのですが、先日宿泊された阿蘇ベースでは珍しいロシアからの女性のゲストさん、Kさんにまつわる話です。

小柄でかわいらしい感じの彼女ですが、やはり女性の海外一人旅、肝が据わっています。

発売以来大好評というと言い過ぎですが、好評と言っても言い過ぎではないと思われる阿蘇ベースオリジナル手拭いご購入で、女ひとりヒッチハイクに挑戦されました。

早朝出発してお昼頃早めに戻って来られた彼女はまだ掃除していた私になんとも訳が分からないといった表情で「I'm sooooo embarressed.」と言ってきました。え、なになにどうしたの?と聞くとこんなことがあったそうです。

ヒッチハイクはやはり、というか行きも帰りもすぐ車が停まってくれたとのことです。帰りに乗せてくれたのは40代半ばくらいのご夫婦でしたが、お土産に、とミカンとそれと何やら封筒も持たせてくれたそうです。彼女はポストカードかなんかかな、と別に深く考えずそれをもらってそれじゃあどうもありがとうございました~、とそこはそれで何事もなく別れたのでした。

で、後でその封筒を開けてみると、コレを読んでくださってるみなさんには大方予想がつくと思いますが、彼女にとっては全く予想外の紙切れが中に入っていたのでした…。




そーです、お金です。しかもなんと1万円札!千円でなくて、五千円でもなくて1万円です。す、スゲー。そりゃー訳が分からなくもなりますよね。


そこでひとこと言っておきたいのですが、確かにヒッチハイクはお金を節約するという目的もありますけど、それだけが目的でヒッチハイクをしているのではない場合もかなりあると思います。
特に阿蘇ベース手拭いでヒッチハイクしている方はお金セーブよりむしろおもしろそう、ということでトライされる方が多いです。


もちろんその一万円をくれたご夫婦も、Kさんがお金に困ってそうだから一万円を渡したのではないとは思いますが、要するに、今回一番強調したかったことは、ヒッチハイクしている人を見て(特に阿蘇ベース手拭いで)『あー、このひと必死にお金切り詰めてんのね~。』などと考えることがないようにしてほしいということです。


旅人応援の意味を込めてミカン等あげたりするのは全然分かりますが、お金となるとちょっとやり過ぎでしょう。まあそんなことは滅多に無いことというのは十分承知してますので、それほど言う必要もないのかもしれませんけど、先日60歳位のアメリカ人のご夫婦も阿蘇ベース手拭いご利用で山往復してきたことですし、“ヒッチハイク=お金のない若者のやること”、と見られがちなところ、そうばっかりじゃあないんですよ、とここでひとこと言っておきたかった訳です。


とはいえ彼女はベリーベリーラッキーでした。お礼に、という訳ではないけれどマトリョーショカキーホルダーを頂いてしまいました。ありがとう。よい旅を。

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