2014年8月1日金曜日

ドロップ。


延長して3泊してくれた日本語が大変上手なオランダのレンテさん。チェックアウトの時にオランダの真っ黒いお菓子をくれました。






まずはにおいをかいでみると、以前日本でないどこかで嗅いだ事のあるような気もする、食べてみたいという気持ちを落ち着かせる独特の香りがあります。かじってみるとなかなか馴染みの薄いインパクトのある風味が口いっぱいに広がります。

私は大概好き嫌いなく、キュウリ以外は何でも食べますが(キューちゃんは可)、これは一切れ食べ切ることは出来ませんでした。罰ゲームとして使えるポテンシャルすら感じてしまいました。

後日オランダ人のジェレミーさんに聞いてみると、これは通称“DROP”と呼ばれているオランダでは非常にポピュラーなお菓子らしく、彼曰く、『まあ、あなたがおいしくないというのはよぉぉ~く分かるけどね。僕も好きだし、ウチのお父さんなんか毎日食べてるよ。(意訳)』とのこと。

なるほど。日本で言うと納豆、オーストラリアで言うとベジマイト的なポジションと言って間違いないでしょう。



『A piece of cake.』 という英語表現があります。“ケーキを一切れ食べるくらい”簡単という意味で、『It's a piece of cake.』と言ったら日本語的には「朝飯前さ。」とか、「楽勝!」とか、「余裕のよっちゃんだね(←少なくともここ10年は聞いたことが無い)。」とかそのような意味になります。

つまり、『It's a piece of drop.』と言ったら、大変な困難な課題、ミッションベリーディフィカルト。申し訳なさそうな顔で、手刀を顔の前でヒラヒラさせながらムリムリって言う感じの意味になるでしょうか。



しかしながら、このような大変めずらしい味を経験させてくれて大変有り難く思っています。先程再挑戦としてまたひと齧りしてみましたが、ふた齧り目はまた明日にします。本気で一切れ一気に食べ切る為には、私としては1食抜いて体調を整えてからの挑戦にしたいと思います。

まだまだ残ってますので、『A piece of drop』に挑戦したい方は阿蘇ベースまでぜひ声をかけてください。

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