2011年3月20日日曜日
おいかどいちろうさん、来る。
このたびの大震災で被害に遭われた皆様には、つつしんでお見舞い申し上げます。原子力発電所はまだ予断を許さない状況ですが、一日でも早い復興を願ってます。
各地のイベントや催しは軒並み中止になっておりますが、17日の河童さんことおいかどいちろうさんによる春迎え演芸@阿蘇ベースは予定通り行われました。
いわゆるフツーではない経験を積み重ねてこられたいちろうさんの歴史が透けて見えるような、気合の入った渾身の踊りを披露していただきました。そしてやはりさすがは世界を股に掛ける旅芸人、自己紹介から踊りの説明、なにからなにまで海外からのゲストさんの為に、笑いを交えて全部英語を使ってお話しされます。
最後はいちろうさんが海外に長期で出ているときに日本を懐かしむ唄として時折口ずさむという『竹田の子守唄』でした。
これがまた、情感たっぷりで心に響くんです。本当に、とてもよかった。
いちろうさん、ありがとう。
そしてこのあと、飲みました。この日はいちろうさんに煽られ、持参の“一升升-いっしょうます”(一升=10合≒1.8ℓ のお酒がまるまる入る升)を使っての体育会系学生的な回し飲み大会が開催されてしまったりと、結構皆さんハデに(23歳若武者ライダーNさん、便器を抱いて『ホンマすんません』、を繰り返す)…。
フツーじゃないいちろうさんは、飲酒可能限界もフツーじゃないです(いや、というか限界はあるのだろうか?)あれだけ飲んで、次の日の朝はケロッとしているのはなぜだろう??
フツーじゃないと散々言いましたが、次の話はいちろうさんから聞いた河童伝説の一部です…。
「ボクはね、海外に行くときは酒場に3日行くぶんのお金しか持って行かないんだよ。」
「一升升で、ホントに酒一升入れてイッキとかよくやらされたよ。」
そして、
「放射能なんて関係ない。」という呂律の怪しい彼の言葉は、安全なところで話す酔っ払いの戯言ではなく、覚悟を決めた人間のそれでありました。
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