2010年7月9日金曜日

あるオランダ人の休暇

オランダのBeatさん夫妻が「ほーーっ!」と思った日本人の行動…。


・電車を待つとき列を作って並び、横入りしない。
―オランダでは案外列を作って待つということをせず、横入りバトルが多いそうです。オランダの方々は極めて常識的でマナーがよいイメージがありましたので(今までの経験上)ちょっと意外でした。

・電車の車掌さんが次に車両に行く前、深々とお辞儀をした。
―これについては、海外の方がオッと思うのは分かりますね。欧米の方々はあまり頭は下げる習慣がありませんから。例えば私は「ではごゆっくりどうぞ」というような意味で「Enjoy your stay.」と軽く言うのですが、そのときついペコリと頭を下げてしまいます。そうすると、釣られてお辞儀を返される微笑ましい方が結構います。お辞儀は伝染るんです。





オランダの方々は相当旅慣れた方が多いように見受けられますが、話を聞くとやはり仕事と余暇に対する考え、システムが相当進んでいると感じます。進んでいる、と感じるかは個人差があると思いますが、例えば、こんなことも可能だそうです。

既定の週労働時間が38時間。そこで毎週40時間働きます。その余分に働く2時間分を貯めて、後でまとめて自分の休暇に付け足すことが出来る、とのこと。

electricianであるBeatさんの場合、残業も貯めて、数年貯めて、今回の休暇、何と7ヶ月。彼がモンゴルやら日本やらカンボジアやらを旅行している間、給料も出るんです。そして7ヶ月後に元の職場に戻れるんです。



進んでると思いますか?休みすぎだと思いますか?

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