2012年5月13日日曜日
大発見?
「あの、あっ、あったんですよ!」
先日やや興奮気味に友人のYさんが訪ねてきました…。
阿蘇は古代より山岳信仰の一大霊場でした。火口西側一帯の古坊中と呼ばれる場所にはその昔多くの坊や庵が建ち並び、今現在も何百年前のものと思われるの梵字の彫ってある碑が人知れず立っています(古坊中のこの扱いはないよなぁ、とよくYさんとも話すのですが、ほんとつくづくそう思いますねえ。)
Yさんや私は山に行くと必ず、ちょっと怪しげな岩を見つけてはその表面を注意深く観察し、古代人の絵や文字、もしくは古坊中の時代の修験者などの残した絵、彫刻、梵字など何か彫られてないか探すのがすでに習慣になっていました。
そんなYさん、遂にある岩に“十字”が“ブワーッ”と“いっぱい”彫ってあったのを見つけた、とのこと。
えええっ!まじですか!?
彼はおそらく隠れキリシタンの十字じゃあないかと踏んでいるようでした。
というわけで場所を教えてもらって私もようやく時間を作って行ってきました…。
あ、なんかいる。
キツネじゃないし、タヌキちゃうよなあ。
そーっと近づいてみます。
結構大きくてスカンクみたいに見えるけれど、阿蘇にはいないだろうし(いたら怖い)。
ズームのできないカメラですので10メートルぐらいには近づいたのですが。おそらくテンでしょう。
それはさておき、その問題の岩、Yさんによるとこの岩かこの岩だけど…、うーん、こ、これのことかなあ。確かに何か人為的に傷を付けたような跡があるけど、“十字が”、“ブワーッと”、“いっぱい”とは違うような…。
結局時間も時間だったのではっきり分からないまま下山し、翌日Yさんに写真を見せてコレのこと?と聞いてみると、「そうこれこれ!」とのこと。私自身はよくあるUFOやネッシーの写真のようにぼんやりとあいまいでなく、もっとはっきりくっきりとした十字架を期待していたので、うーん、のレバーを引いたような感じになってしまいました。
このなんだかよくわからない傷のような跡と隠れキリシタンを結び付けるとはさすがYさん、想像力が豊かだなとは思ったものの、私もどちらかというと慢性ムー脳人間(作家、高野秀行さんの造語)気味なので、もちろん全否定はしません。大発見である可能性もまだあります。なにしろYさんも私もそこらじゅうの怪しげな岩の表面をしげしげと見つめ続けて来た中で初めての人為的っぽい跡です。専門家の意見を聞きたいところですが、専門家の方など知りませんので、ご存じの方は連絡いただければありがたいです。
ちなみに場所はスミマセンが秘密です。Yさんをご紹介しますので、仲良くなって聞いてください。
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