デンマークのJeanetteさん。彼女も旅のツワモノのひとりです。阿蘇山の南側へ道なき道を歩いて下山し、高森という駅から電車で阿蘇山をぐるーっと回ってASO BASEに帰って来た初めてのお客さんです。何がすごいかって、今晩も宿泊すると決まっているウチは阿蘇山の北側にあるのにもかかわらず、阿蘇山トレッキング中、南側の眼下に町が見えたので「まあ町があるから電車も通っているんじゃなかろーか。だから阿蘇駅まで電車乗って帰れるんじゃなかろーか。」と、そこに電車が通っているかの確証も何もないまま、今晩の宿とは正反対の方向に下山するという決断が出来てしまうことです。「電車が通ってなかったら帰れないからあっち側へ下りたらマズいだろう。」という手堅いけれども当然の決断を由とせず、まあ何とかなるだろう、とりあえず行ってみようと、あえて冒険に出る彼女は明らかにオトコマエです。
1年間で世界を周る予定のまだ序章と言えるでしょうか、1カ国目の日本を自転車時々電車で旅をして現在3週間目の彼女。本業とは別に乗馬馬の調教をやっているそうで、南米では馬に乗って旅をする予定とのこと。うーん、益々タダモノではない。
しかし、ツワモノオーラを出すでもなく、しなやかに旅する彼女の本当の素晴らしさは、彼女のこんなひとことからもうかがい知ることが出来ます。
"If you smile to the world, the world smiles back to you."
いやー、いいこと言うなぁ!
副業である馬の調教で本業よりも随分と稼いだという彼女。わたしはとてもラッキーだったと言ってました。
ラッキー?まあ、それもそうかもしれません。でも本当はラッキーが寄ってくる要素を彼女のほうが持っている、ということなんですよね。
Good luck in the rest of your travel, Jeanette!
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