2010年8月11日水曜日

海外でも人気

種田山頭火のフランス語の本をお供に、山口の防府、四国の松山、そして熊本と彼にゆかりのある場所めぐりをしながら日本を旅行しているという、相当の山頭火ファンであるフランスのDanielさん(奥さんのAnnicさんはそこまでではないようですが)。ミトリカンノンドウ(味取観音堂)というお寺がクマモトにあるらしいが、場所を教えてくれないか、とのご質問を頂戴しました。はいはい、すぐ調べますよ。



私なんか、今までのそれなりに結構長い人生の中で山頭火さんに注目したことが一度もなかったものですから、Danielさんのような海外の方に外国語で書かれた彼の本なぞを見せられ、私の全く知らないことを熱く語られたりすると、日本人として自分の無知に少々恥ずかしくなったりもしてしまいます。

これではイカンと思ったので、後からいつものウィキペディアでとりあえず調べました。ふむふむ。大酒飲みの放浪俳人、ですか。自分の周りにいたら迷惑だろうし、真似も出来ませんが、カッコいい生き方です(俳句などを何も残さなかったならば、ただの迷惑な大酒飲みですが…)。


英語版ウィキペディアもチェックしてみると、彼の日記まで紹介されていたりして、日本語版よりも長く、詳しく紹介されています。彼に関するHPなどもかなり存在しているようです。山頭火さん(Mountain-top Fireという意味だと紹介されていました)、海外での人気もスゴイんですね。

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