2011年5月30日月曜日

息抜き日

台風も思ったより接近せずに去り、久しぶりにスッキリと晴れた阿蘇。久しぶりにスッキリ(いや、スッキリではないか)と宿泊者なしだった阿蘇ベース。新緑がまぶしい阿蘇の大地です。みなさーん、待ってますよー!



というわけで久しぶりに朝からドライブに行ってきました。
阿蘇ベースから1時間弱くらいでしょうか、菊池渓谷です。




私は泳ぐのがけっこう好きなので、入口の管理人さんに「ここ、泳いでもいいんですか?」と聞いたら「遊泳禁止です。」と言われました。残念。まあでも、菊池渓谷は夏、結構混むんですよね。


これから夏に向けて、ここからなるべく遠くないところで、暑い日には思わず飛び込みたくなるような澄んだ水の、“泳げる”、“遊べる”穴場がないものか、と探してみるも本日はココだ!!と言う場所は見つけられず…。でもよい息抜き日でした。

趣味


趣味、玩具破壊。凶悪な面構え。乙女の面影なし。




怒られているときは、しおらしい。

2011年5月27日金曜日

6回目

長崎の岡島さん夫妻。新車セロー納車の次の日、慣らしツーリングでなんと今回6回目の来阿蘇ベース。いつもホントにありがとうございますっ!



「アタシが地図を持っているのは、『私は今どこにいるのでしょう?』って質問するため。」、という重度の“方向音痴+地図が読めない”2重苦を抱えてらっしゃるらしい奥さんのロミ姉さん。


『話を聞かない男、地図が読めない女』という本が昔ありましたが、けっこう女性で地図を読むのが苦手な人多いですよね(と言って冷ややかな目で妻を見る私。)。


姉さん「次回はひとりで来るのが目標。」とまるで南極点を目指す探検家のような面持ちで宣言されました。

すみません、あまり地図が読めない人の気持ちは分からないのですが、結構ウチ、分かりやすいところにありますし、なんといっても今まで6回来てますし…。

と、とにかく気をつけてお越しくださいね!また次回、待ってます!

2011年5月23日月曜日

去年よりまし。

ただでさえ海外から日本に入ってくる旅行者は地震、原発の影響でものすごく少ないのに、泣きっ面に蜂にならなきゃいいけど…、っていう記事を見ました。


すでにご覧になった皆さんも多いかと思いますが、アイスランドの火山が昨年に引き続き噴火したそうです。昨年の噴火は世界の航空業界を大混乱に陥れ、欧州からの旅行客が一時期大きく落ち込んだことがたちまち頭をよぎりました。

ただどうやら昨年の噴火のような航空業界への大きなインパクトは無いだろうという予想です。

今回の噴火は昨年噴火した山とは別の火山ですが、BBCの記事によるとここ100年で最大規模の噴火で、昨年の噴火よりも“much bigger”(はるかに大きく)、で“more intensive”(さらに激しい)な噴火だそうですので、所詮アイスランドは北海道よりやや広い程度の面積ですし、それじゃあ去年よりもっとヤバいんじゃない?と当然疑問に思います。

ところがどうやら火山灰自体が昨年のそれよりも“粗い”らしく、それほど風に乗って遠くまで飛ばず早く地表に落ちるので大丈夫だそうです(これもホントなのか?と疑問には思いますが。)。

それともうひとつ昨年のそれよりましなことは、今回の火山『Grímsvötn』はなんとなく"グリムスボトン"かなって分かりますが、昨年の火山、『Eyjafjallajökull』

「え、エゃジャ、、ふ、フジャ、、、っって、読めるかー!!と思わず逆ギレしそうな名前だったので、その点昨年よりこころ穏やかにこのニュースを見ていられます。

2011年5月19日木曜日

根子岳コワっ!

先日阿蘇五岳でまだ唯一登ったことなかった根子岳に友人Tと行って来ました。


今回のコース、ヤカタガウドルートと言うそうですが、スタート地点手前の道沿いの案内板に「ヤカタガウドルートからの登山はできるだけ控えてください」と赤字で注意書きがあり、我々の不安をかきたててくれます。



スタート地点にもこんな↓看板があり、


「ざ、ザイルってエグザイルとは関係ないよなぁ。」というあまりにも低レベルな我々に向かって『ザイルも知らないトーシロ(死語)は顔洗って出直して来やがれ!』と言われているような気がしました。しかしここで引き返すほどヘタレではさすがに嫁がかわいそうなので、私はゴクリと唾を飲み込み、「ま、まあ行ける所まで行ってみるか。」と、ビビりながらもとにかく登山開始。

やはり結構急な斜面で、阿蘇五岳のほかの登山道ではあまり使う必要が無い、“手”を頻繁に使います。


1時間15分ぐらいかかったでしょうか、一貫して続く急坂に、はあはあ言いながらもなんとか天狗岩に到着できました。

この岩の向うを覗いてみると、


断崖絶壁。

下に向かって写真を撮ったのがコレ↓。


両足の間にはさまれたおいなりさんがスーっと収縮しました。ここからすぐ東側にある突起部まで道がありますが、バランスを崩したら落ちますのでなかなかスリルがあります。

腰を落としてその道を通り、突起部の頂上までいくとさらに東側に道が続いており、さらに進み『この先危険!断崖絶壁』の看板のここまで。振り返ると天狗岩がそのダイナミックな威容を誇らしげに見せてくれました。



たしかに根子岳登山は所々危険を感じましたし、雨が降った後や強風の日は避けた方がいいだろうと思いました。後で他の人の根子岳登山の様子をネットで見たら天狗岩の頂上までよじ登ったりするんですね。スゴイ。それはザイルも必要ですね。

あ、今はもうザイルがなんだかは理解してますよ。使い方はまだ良く分かりませんが。

2011年5月18日水曜日

噴火警戒レベル2

多くの皆さんがご存知のように、16日から阿蘇山の噴火警戒レベルが2に引き上げられ、火口周辺1km以内の立ち入り規制が敷かれています。


「火口が見られなくて残念です。」みたいなコメントも何処かの記事で見ました。

何をおっしゃいますか。これは逆にチャンスですよ。


火口見学は阿蘇観光の目玉には違いありませんが、それは阿蘇の数ある魅力のひとつに過ぎません。ラーメンに例えると火口見学はチャーシューです。チャーシューの無いラーメンでも、おいしいラーメンはおいしいのです。一抹の寂しさは覚えますが。


たしかに警戒レベル2では、火口の底を覗き見るポイントには近づくことが出来ません。しかし少し離れたところの絶景ポイントはじつはまだまだあります。下の写真は16日に撮った阿蘇ベースおススメスポットから。


この写真ではイマイチ分かりにくいですが、いつもの真っ白な噴煙でなく、赤みがかった色がついています。肉眼ではもっとはっきり分かりました。おそらくごく小規模の噴火で、火山灰を含んだ噴煙なのではないでしょうか。

私も初めて見た珍しい光景です。ホラ、やっぱりチャンスでしょう。



今日帰った静岡の友人Tも、「火山灰と猛毒のガスが入り混じった、まっすぐに歩けないほどの強風の中、決死の覚悟で登ってきたぜ。」などと、微妙に脚色されてなくもない土産話(=自慢話)が出来るとよろこんでました。

ホラ、やっぱりチャンスでしょう。

2011年5月15日日曜日

山登りの代償

紆余曲折を経て料理人になった10代からの友人Tが静岡からやって来ました。働いている店が移転するらしく、約7年ぶりの10日程度の長期休暇です。
1週間ほど阿蘇に滞在するのでやはり何はともあれ山歩きに連れて行きました。


仙酔峡からのややマニアックなルート、強風により運ばれてくる火山ガスが細かい水滴となって眼鏡に付着する程で、鼻や口はタオル等で防御要。意外とかなり目もしみる、ということも分かり、ガスマスクだけではなくゴーグルも必要だな、と今後の為(←?)に貴重な教訓を得ました。


「こりゃ、富士山登山よりきついよ!」と、もともと寝ているのか起きているのか分からないような細い目をさらに細くしながらTは言いました。


そんな中、ガスの影響なのか、おっさん化の影響なのか、「イテー!」と、突然Tがコケました。


「山行くから、歩きやすい靴で来てくれよ。」と言っといたので、普通はある程度服装も考えると思うのですが、Tは半ズボンしか持って来ておらず、おかげで脛から少々血が出るダメージを負ってしまいました。まあ自業自得でしょう(と突き放す私)。


しかしポケットに入れておいた彼のデジカメに、そのときから本人の意図より右寄り狙いのユニークな癖が付いてしまったのは、すこしだけ同情しました。