「日本中の“かしま”をたずねているんですよー。」
と、どこからどう見ても純然たる西洋人でありながら非常に流暢な日本語で話してくれたのは、松山で大学教師をしている英国出身のSamさん。
それを聞いても当然私は『???』です。
もう200回くらい同じような説明をしたと言ってましたが、ことの始まりは鹿島アントラーズのホームタウン、鹿嶋市(茨城県)に行こうとして、なぜか福島県の鹿島町にたどりついてしまったことから、「よーし、どうせならすべての“かしま”に行ってやるゼ!」と、このエキセントリックな挑戦が始まったそうです。
彼が持っているリストには日本中の“かしま”の地名がずらり。全部で四十いくつって言ってましたっけ。正確な数字は忘れてしまいましたが、日本にはそんなにも“かしま”という地名が存在するんだとびっくりしました。
私が、「ナンか、とてもおもしろいことしてますねっ!」と言うと
「おもしろいというか、ばかばかしいですね!」とSamさん。うん、それはまあそうですね。否定はしません(笑)。しかし、フツーに考えればアホちゃうか、と思われても仕方ない、このばかばかしい挑戦を本気でやり遂げようとする彼は、間違いなくフツーよりも人生を楽しんでいることでしょう。
彼の話を聞いていると、イキイキ感、ワクワク感、楽しくってしょうがない感。ハッキリ伝わって来ます。
いつかすべての“かしま”を制覇したとき、彼の挑戦の軌跡を知っているすべての人が静かな感動に包まれるでしょう。
Good luck Sam-san! Hope you'll make it!
2010年3月14日日曜日
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