2011年2月12日土曜日

台湾雑感①

語彙2語。『ニーハオ』&『シェーシェー』。それが私達の知っているほぼ全ての中国語でした。

まず第一に台湾って何語なのか?中国語って言ったって色々あるし、台湾語ってあるんかいな?という基本的なことさえはっきりとわかってない状況でしたから、もーちょっと先に調べてこいよって、全く失礼な話です。

インターネットで調べてみると、どうやら単一の言語でなく複数の言語が使われているようです。

それを知って地下鉄のアナウンスなんか聞いてみると、一度何か言った後(北京語らしい)に、また違う言語(いわゆる台湾語らしい)で繰り返しているのが分かります(そして最後に英語で言っています)。


台湾でまず「アレ?」と思ったのが、思ったより英語が通じないことでした。

例えばバスの運転手さんに、ある電車の駅まで行くのか確認したくて、『Train Station』という単語で聞いても通じなくて、近くに座っていた若者の乗客に聞いても通じない。『ステーション』が通じないという事実(たまたまかもしれませんが)は、正直なところ「おいおい、学校で英語習わないのかよー?」と思わずにはいられませんでした。


しかしこんなとき、何度も見たので覚えた中国特有の漢字『站(駅)』と紙に書いて見せたらたちまち分かってもらえました。

このように、台湾を旅行するにあたり日本人は漢字を使う国である、という点で西洋人に比べて大きなアドバンテージがありますが、もちろんそれですべてが解決するわけではありません。


食事の時なんかも結構困ります。場所によってはどうやって注文したらいいものやら、よーく他のお客さんを観察しなくてはならないし、またこんなのが食べたい、という理想が頭の中にあったとして、理想どうりのものがなかなか注文できなかったりします。“さて、一体何が出てくるのだろーか??”というドキドキワクワク感も捨てがたい楽しみですが…。

これ↓は『下水湯』。全く食欲をそそらない名前に好奇心が湧き注文してみると、砂肝のスープでした。まあ普通。



(続く)

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