2010年6月16日水曜日

かみ合わない会話と阿蘇五岳

10年程前に日本語を勉強していたとおっしゃっていたシンガポールのTohさんと、私よりも結構年上にも拘らずとても礼儀正しくお話しして下さいました林道派ライダー野崎さんの噛み合わなかった会話。

「あした、たかだけ行きますか?」(Tohさん)

「私ここだけ。」(と、地図の中岳火口を指さして野崎さん)

「あ~、ここだけ~。」(ナルホド顔のTohさん)


…終了。




阿蘇山、阿蘇山とよく言いますが、『阿蘇山』と言う単体の山は存在しません。地元の方にとっては当たり前のことなのですが、根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳という五つの山の総称を『阿蘇五岳』といい、『阿蘇山』は通称です。ASO BASEからもよく見える丸みを帯びた優しい形の山は往生岳で阿蘇五岳には入っておりません。とても美しい山なのに何故仲間外れになってしまっているのかはしりません(写真はASO BASEの2階から望む往生岳)。ご存知の方、教えていただけると助かるのですが。




そしてもちろん『ここ岳』という山は存在しません。Tohさんがここ岳の火口、スッゲー良かったよ!」とお友達に自慢しないことを祈ります…。

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